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【Ch AU 5/5 4/5】紀元前440年~404年 古代ギリシャ アッティカ 女神アテナ テトラドラクマ フクロウ銀貨

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歴史的な芸術遺産!
教科書にも掲載される絶大な人気を誇るフクロウ銀貨!

この古代の人気デザインと高品質な状態。
という条件を揃えた古代コインは、
世界中のコレクターから争奪戦が巻き起こるほどです。

ぜひ下記詳細をご覧ください。

■デザイン

表面に描かれているのは、
アテネの守護神である女神アテナがたてがみの付いたヘルメットを被っているデザインです。
鼻などが切れることなくコインに顔がすべて収まっているものはとても希少です。

また裏面には、フクロウとオリーブ、三日月、さらに「AOE」という文字が刻まれています。
こちらもすべて収まっているコインは評価が高く高価で取引されております。

フクロウは女神アテナの使いであり、オリーブと三日月はアテネの象徴で、
「AOE」はΑOΗΝΑΙΩΝの略で、「アテネ」を表しています。

■状態

Ch AU Strike: 5/5 Surface:4/5

■コインの詳細データ

【発行年】紀元前440~紀元前404年
【発行国】古代ギリシャ
【額面】テトラドラクマ
【素材】銀
【直径】約21mm
【重量】17.19g
【表面】女神アテナの肖像
【裏面】ふくろう、オリーブ、三日月、AOEの文字
【NGC鑑定】Ch AU 5/5 4/5

■ポイント

*フクロウ銀貨の特徴
教科書にも掲載されている古代コインの代表格!
フクロウ銀貨は教科書にも登場するほどの有名な古代コインです。

素朴なフクロウのデザインが可愛らしいなどの理由から、フクロウ銀貨から収集を始める方も多いです。

人気の古代コインゆえに偽物も多く出回っているコインの1枚でもありますので、
このコインのように鑑定済のしっかりと希少性のあるコインを手にしたい方へおすすめのコインになっております。
古代コインの魅力を感じていただける1枚です。

*希少性
”奇跡的な状態維持”
2400年以上もの時を経て、奇跡ともいえるAU(準未使用品)評価!
さらに古代コインによくあるマイナス評価の鑑定は一切ございません。
古代でAU以上のグレーディング評価されることは極めて貴重です。

*状態
・Strike(打刻)は満点!最高評価!
・Surface(表面)は、4とこちらも高評価!
・グレード:CH AU(準未使用品)!
※「Ch」はChoiceの略号で、 AU(準未使用品)グレードの中でも特に状態の良いものに対して付与されます。

MSにこだわる方も多いですが、ここも古代ならではのポイントです!

古代コインでは「Ch AU」のグレードの位置付けは
AU<Ch AU<MS 
となります。

MSでも見た目のバランス(StrikeやSurface)が悪い場合は、
Ch AUでバランスの良いコインの方が高値で取引されております。

2400年もの時を経て、AU以上の状態で保存されていることは奇跡に近いといっても過言ではありません。

*市場性
通称「フクロウ銀貨」と呼ばれている、絶大なる人気を誇る古代コインです。

・歴史的価値がある古代コイン
・高品質の状態
は、世界中のコレクターや投資家間で取り合いになり、すぐに市場から姿を消してしまっています。

状態が良いフクロウ銀貨は近年どんどん値上がりしています。
在庫があるタイミングで是非お手元のコレクションに加えていただきたい逸品になります。

▼コインのストーリー

■概要

教科書にも掲載される古代コインの代表格!
絶大なる人気を誇る古代ギリシャの”フクロウ銀貨"になります。

■時代背景

紀元前440年から404年までの古代ギリシャは、ペロポネソス戦争が行われた時期でした。アテネとスパルタの2つの都市国家が主導権をめぐって戦い、紀元前404年にアテネが降伏しました。この戦争はギリシャ全体を巻き込み、都市国家間の同盟や関係に大きな変化をもたらしました。また、この時期には哲学者ソクラテスが活躍し、プラトンやアリストテレスなど後の哲学者に多大な影響を与え、この時期の文化的・思想的発展は、西洋文化に大きな影響を与えています。

■ペロポネス戦争とは

ペロポネソス戦争は、紀元前431年から紀元前404年までの27年間、古代ギリシャのアテネとスパルタの都市国家間で繰り広げられた激しい戦いです。この戦争は、アテネの海上覇権とスパルタの陸上覇権が衝突したことに端を発し、ギリシャ全土を巻き込んだ大規模な戦争となりました。

戦争は27年間という長い期間にわたって断続的に行われ、膠着状態を繰り返しました。アテネは海上戦で優位に立ち、スパルタの海上封鎖を破るなど、多くの勝利を収めました。しかし、スパルタは陸上戦で圧倒的な力を発揮し、アテネの同盟都市を攻略していきます。

戦争の転換点は、紀元前413年のシチリア島遠征の失敗です。アテネは遠征軍を壊滅させ、戦局は一気にスパルタ有利に傾きました。その後、スパルタはペルシア帝国の支援を得て海上戦でも優位に立ち、アテネを包囲します。

紀元前404年、アテネはついに降伏し、ペロポネソス戦争は終結しました。この戦争は、ギリシャ世界の政治的・軍事的なバランスを大きく変えました。アテネは覇権を失い、スパルタがギリシャ世界の盟主となりました。しかし、スパルタの支配は長く続かず、テーベの台頭によって、ギリシャ世界の覇権は再び移り変わることになります。

■古代ギリシャ、アッティカとは

アッティカは、古代ギリシャの中心地域であり、その中心都市アテネは、政治、文化、経済の中心として栄えました。ペロポネソス半島と接し、エーゲ海に面するこの地域は、肥沃な平野から山地まで多様な地勢を持ち、豊富な資源に恵まれていました。

特に首都アテネは、紀元前5世紀におけるギリシャ世界の中心的都市国家として、デロス同盟の盟主を務め、哲学者ソクラテス、プラトン、アリストテレスらを生み、西洋哲学の基盤を築きました。さらに、劇作家ソフォクレス、エウリピデス、アリストファネスらの活躍により、ギリシャ悲劇や喜劇の黄金時代を迎えていました。

■テトラドラクマとは

テトラドラクマは、古代ギリシャやヘレニズム時代に流通していた貨幣の一つで、「4ドラクマ」という意味です。

ドラクマは古代ギリシャの貨幣単位で、銀貨として使用されていました。テトラドラクマは、このドラクマを4つ束ねたもので、銀の重量は約17グラムほどでした。この貨幣は、アレクサンダー大王や彼の後継者たちが発行したもので、その影響力が及んだ地域で広く使用されていました。

テトラドラクマは、世界史上でも最も有名な貨幣の一つで、アレクサンダー大王が広大な帝国を築いた時代の象徴としても知られています。また、当時の東西文化の交流を促す貨幣としても重要な役割を果たしていました。

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