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【AU58】1802年 スペイン カルロス4世 8エスクード金貨

SOLD OUT
激動の時代に作成された注目の大型金貨!
歴史的背景も魅力的なハイグレードコインです。

近年注目度の高いスペインコインから、
特に希少性と状態に優れた大型金貨のご紹介になります。

このサイズ感とデザインの美しさは圧巻です。

■デザイン

表面:カルロス4世の肖像
銘文:HISP.ET.IND.R.1802.CAROL.IIII.DG

裏面:スペインの国章
銘文:AUSPICE.DEO.FA.M.IN.UTROQ.FELIX

■状態

AU58

■コイン詳細

【発行年】1802年
【発行国】マドリード
【額面】8エスクード
【NGC鑑定枚数】60枚
【素材】金
【重量】約27 g
【直径】約36mm
【表面】カルロス4世の肖像
【裏面】スペインの国章
【NGC鑑定】AU58

■ポイント

*希少性
NGC鑑定枚数60枚。
鑑定枚数も僅かしかなく残存枚数からも希少性が伺えます。

*状態
NGC第6位鑑定。
この年代のコインは状態の良いコインが少ない中、AU(準未使用品)グレード!
この上には21枚しかありません。
200年以上前でありながら素晴らしい状態を保持しています。

*市場性
繊細に描かれたデザインから根強い人気のスペインコインですが、
本品はその中でもフランス革命期の動乱した時代に作成された、コレクターも注目の大型金貨です。

また、希少性の高さ・芸術性の価値はもちろんですが、大型金貨は、近年の金価格の上昇と共に、コインの持つ重量=金地金そのものの価値も高まり世界中で高値で取引されています。

イギリスやヨーロッパ他国の大型金貨はなかなか手の出しにくい価格帯になっている中、ヨーロッパの大型金貨をこの価格帯で購入できるスペインコイン!
とはいえ著しく上昇を続けていますので、
この価格帯のうちにコレクションに加えることをお勧めします。

美しさと芸術性があふれたこのスペイン金貨は市場性と希少性を兼ね備えた今後の価格推移も大いに期待できるコインです。
手の出しやすい価格帯のうちにコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。

▼コインのストーリー

■概要

激動の時代に作成された注目の大型金貨!
歴史的背景も魅力的なハイグレードコインです。

■スペインの時代背景

この時代のスペインはブルボン朝の君主であるカルロス4世の統治下にありました。カルロス4世はフランス革命やナポレオン戦争の影響を受け、国内外のさまざまな課題に直面していました。彼の統治は宰相マヌエル・デ・ゴドイの影響を受け、宮廷内の不正や腐敗が蔓延していました。この時期、スペインの政府は効果的な統治が行われていないとの批判を浴び、国内の不安定さが高まっていました。

1808年、ナポレオンはスペインに侵攻し、これがスペイン独立戦争を引き起こしました。カルロス4世はフランスの圧力に屈し、自ら退位せざるを得なくなり、その後息子のフェルナンド7世が即位しました。しかし、ナポレオンはフェルナンド7世をも利用し、スペインを事実上のフランス傀儡国家としました。

スペイン独立戦争は激しい戦闘とゲリラ戦に満ちたもので、スペイン人民はフランスの支配に対抗しました。この戦争は1814年に終結し、スペインはフェルナンド7世が王位に復帰する形で独立を回復しましたが、戦争の結果としてスペイン社会には深い傷が残りました。

この時期のスペインの歴史は、政治的な混乱と外国の侵略による苦境に立たされた国家としての姿勢を強く反映しています。スペインはこれ以降も様々な変革と試練に直面し、19世紀を通じて新たな展望へと向かっていくこととなりました。

■カルロス4世とは

スペインのブルボン朝最後の君主であるカルロス4世(1748年11月11日 - 1819年1月20日)は、啓蒙時代末期からフランス革命期にかけての混乱した時代にスペインを統治した王でした。彼はカルロス3世の息子として生まれ、王位についたのは1788年でした。

カルロス4世の統治期間は政治的な混乱や外交的な脅威に満ちた時代であり、特にフランス革命とナポレオン戦争の影響を受けました。彼の統治は国内の不安定さや外交政策の課題に直面し、その結果としてスペインは混乱と変革の時期を経験しました。

カルロス4世は、王権の弱体化や宮廷内の腐敗などの問題に対処するのに苦労しました。彼の統治は宰相マヌエル・デ・ゴドイの影響を受け、しばしば非効率的で無能と見なされてもいます。ゴドイは実質的な権力を握り、スペイン政府の重要な意思決定を行いましたが、その結果として国内外から批判を浴びました。

フランスとの同盟やナポレオンの侵略により、スペインは戦争や領土の喪失に直面し、その影響は国内にも及びました。1808年には、ナポレオンの勢力によりスペイン侵攻が始まり、これがスペイン独立戦争を引き起こしました。カルロス4世は一時的に退位し、その後、息子のフェルナンド7世が即位しました。

カルロス4世の統治は、スペインの歴史において転換期の一部と見なされています。彼の王政は多くの課題に直面しましたが、その影響はスペインの国家意識と政治体制に大いなる変革をもたらしました。

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