アンティークコインの販売ならレアコインショップ

アンティークコインの販売ならレアコインショップ

×

【AU55】1715年 フランス ルイ14世 エキュ銀貨

SOLD OUT
入手困難!
世界市場で抜群の人気を誇るエキュ銀貨。
鑑定枚数わずか2枚のレアコイン。

コレクターから絶大な人気を誇るエキュ銀貨から、
鑑定枚数わずか2枚、
そして歴史的背景も魅力な国王在位最終年発行の貴重なコインのご紹介となります。

■デザイン

表面:ルイ14世の右向きの肖像
銘文:LVD.XIIII.D.G FR.ET.NAV.REX

裏面:ユリで区切られた3つの王冠
銘文:SIT.NOMEN.DOMINI.BENEDICTVM 1715 A

エッジ:DOMINE SALVUM FAC REGEM

■状態

 AU55

■コイン詳細

【発行年】1715年
【鋳造地】パリ
【発行枚数】1,051,324枚
【素材】銀
【重量】約30,594g
【直径】約41mm
【表面】ルイ14世の右向きの肖像
【裏面】ユリで区切られた3つの王冠
【エッヂ】DOMINE SALVUM FAC REGEM
【刻印師】Norbert ROËTTIERS
【PCGS鑑定】AU55
【専門書】
Dy royales# 1568
Ciani# 1937
Gad-229

■ポイント

*希少性
PCGS鑑定枚数わずか2枚!
発行枚数は多いものの、状態の良いコインはほぼ残っていません。
鑑定枚数も極めて少なく市場ではほぼ見かけることがない大変貴重なコインです。

*状態
PCGS第二位鑑定
この上には1枚(AU58)しかありません。
300年以上前のコインでAU(準未使用品)評価と抜群の状態を保持しています。

*市場性
フランスコインは芸術性の高さから世界中のコレクターからも非常に人気が高く、市場性も抜群!

中でもエキュ銀貨はフランス全土で発行された大型銀貨で、その種類の豊富さと希少性、さらに大型貨幣ならではの重量感から全世界のコレクターから絶大な人気を誇っています。
大型銀貨はコレクター、投資家からの人気も高く世界中で高値で取引がされています。

さらに本品の発行年は国王永眠の年である1715年発行!
ルイ14世が統治していた最後の年でもあり、歴史的背景を感じるコインとしても非常に魅力があります。

根強い人気は当然の事、今後の価格推移が大いに期待できる銀貨です。
是非お手元のコレクションに加えていただきたい逸品になります。

▼コインのストーリー

■概要

世界市場で抜群の人気を誇るエキュ銀貨。
鑑定枚数わずか2枚のレアコイン!

■フランスの時代背景

1700年頃のフランスは、ブルボン朝の時代でした。ルイ14世(ルイ・キャトル)がフランス王位についており、その統治は長期間にわたって行われていました。彼は1661年から1715年まで統治し、フランスの政治、経済、文化に大きな影響を与えました。

ルイ14世は絶対王政を築き、国王の権力を最大限に高めました。彼は「我が国家は、それは私である」という言葉で知られています。彼は貴族を従えた宮廷での生活を重視し、ヴェルサイユ宮殿を建設しました。ヴェルサイユ宮殿は当時のヨーロッパで最も壮麗な建築物であり、王権の象徴となりました。

経済面では、フランスは重商主義政策を採用していました。国内産業の発展を促進するために、輸出品の生産を奨励し、対外貿易を制限しました。また、フランス領内の運河網の整備や新たな植民地の開拓も行われ、経済力の強化を図りました。

文化面では、ルイ14世はフランス文化の栄光の時代とも言われる「ルイ14世時代」を築きました。フランス文学、美術、音楽が発展し、フランス語がヨーロッパの貴族や文化人の間で広まりました。有名な作家や哲学者、芸術家が登場し、フランスはヨーロッパの文化の中心地となりました。

しかし、ルイ14世の統治は重税と戦争費用の増大により、国家財政に大きな負担をかけました。彼の後継者であるルイ15世とルイ16世の時代には、フランス国内で社会的・経済的な不満が高まりました。これらの要因がフランス革命の火種となり、1789年に革命が勃発することとなります。

■ルイ14世とは

ルイ14世(1638年9月5日 - 1715年9月1日)は、ブルボン朝第3代のフランス国王(在位: 1643年5月14日 - 1715年9月1日)。ナバラ王国国王としてはルイス3世(バスク語: Luis III.a)。ルイ13世の長子であり、妃はスペイン国王であるフェリペ4世の娘マリー・テレーズ・ドートリッシュ。王朝の最盛期を築き、ルイ大王 、太陽王 とも呼ばれていました。

彼の統治はフランスの歴史において重要な転換点でもあり、フランスを絶対王政の頂点に導きました。

ルイ14世は王位に就いたときはわずか5歳であり、政治的な権力は最初は摂政と宰相に委ねられました。しかし、1661年に宰相を解任し、以後は個人的に国家を統治することを選びました。彼の統治は「太陽王」とも称され、絶対的な権力と威厳の象徴でもありました。

ルイ14世の主要な業績の一つは、政治と行政の中央集権化でした。彼は貴族や地方の諸侯の権力を制限し、王の権限を強化しました。これにより、彼は統一された国家を作り上げ、フランスを強力な大国に変えることができました。

経済政策では、ルイ14世は重商主義政策を採用しました。国内産業の保護と発展を目指し、輸出品の生産を奨励しました。フランス領内の運河網の整備や新たな植民地の開拓も行い、経済力を強化しています。

文化面では、ルイ14世の統治はフランス文化の黄金時代とも言われます。彼はヴェルサイユ宮殿を建設し、芸術家や文学者、科学者を宮廷に招きました。ヴェルサイユ宮殿は当時のヨーロッパで最も壮麗な宮殿であり、フランスの文化と威厳の象徴となりました。

ルイ14世の統治はブルボン朝の絶頂期であり、フランス史上においても重要な時代とされています。

■エキュ銀貨とは

エキュとは盾という意味で、紋章の盾がデザインされていることに由来しています。

エキュ銀貨は、その名前の通り純銀を主成分としており、表面にはフランス王国の紋章である三つのユリが描かれています。重量や価値は時代によって異なりますが、15世紀後半から17世紀にかけては、一般的に1エキュ銀貨が約30グラムで、当時の給料や価格の基準となっていました。

しかし、18世紀後半にはエキュ銀貨の品質が低下し、偽造が横行するようになり、フランス革命後には廃止されています。エキュ銀貨は、フランス史や経済史の研究において重要な役割を果たしており、今でもコレクターや研究者にとって貴重な価値のある貨幣の一つとして人気があります。

最近チェックした商品