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【MS62】1811年 フランス 第一帝政 ナポレオン1世 5フラン銀貨

SOLD OUT
王道のナポレオンコイン!
世界市場で絶大な人気を誇るフランスコインです。

鉄板の人気を誇るフランスコインの中でも、
特に状態と市場性に優れた銀貨のご紹介となります。

■デザイン

表面:ナポレオン1世の肖像
銘文:NAPOLEON EMPEREUR

裏面:花輪の中に5フラン
銘文:EMPIRE FRANÇAIS 5FRANCS 1811 B
※B:ルーアンミントを意味しています

縁:DIEU PROTEGE LA FRANCE(訳:我がフランスは神に見守らています)

本品はナポレオンの頭部に月桂樹が巻かれた人気の高い有冠タイプです。
有冠タイプには2つのタイプが存在しています。

①鋳造期間1807年〜1808年
皇帝ナポレオンタイプ:「表面:Napoleon Empereur」、裏面は「フランス共和国:Republique Francaise」。

②鋳造期間1809年〜1814年
そして第2タイプは裏面が「フランス共和国」から「フランス帝政:EMPIRE FRANCAIS」に変更されています。

■状態

MS62

■コイン詳細

【発行年】1811年
【鋳造地】ルーアン
【額面】 5フラン
【発行枚数】3,772,103枚
【素材】銀
【直径】約37mm
【重量】約25g
【表面】ナポレオン1世の肖像
【裏面】花輪の中に5フラン
【刻印師】N.A.Brenet とJ.P.Droz
【NGC鑑定】MS62
【専門書】
1: F307
2: Gad 584
3: KM 694

■ポイント

*希少性
NGC鑑定枚数21枚。
発行枚数は多いものの、鑑定枚数はわずかしかありません。
また状態が優れているものは極めて少なく、ハイグレード鑑定はとても希少な銀貨となります。

*状態
NGC第4位鑑定
この年代のフランスコインは状態の良いコインが少ない中、MS(完全未使用品)グレード!
この上には僅かに3枚しかありません。
200年以上前でありながら素晴らしい状態を保持しています。

*市場性
フランスコインは芸術性の高さから世界中のコレクターから非常に人気が高く、市場性も抜群!
その中でもナポレオンが描かれたコインは、知名度の高さからコレクターの中でも絶大な人気を誇るコインです。

今冬、日本でも映画「ナポレオン」の上映が決まり、世界の各メディアでもナポレオンに関する多くの報道がなされている中、世界的なナポレオンブームが到来しようとしています。
ジョージ6世が映画化された際、そのコインが急騰したように、今後はナポレオンコインも一層の注目を集めることになるでしょう。

根強い人気は当然の事、今後の価格推移が大いに期待できる銀貨です。
大変美しく、資産価値の高いこちらの銀貨を、ぜひコレクションの一つとしてご検討ください。

▼コインのストーリー

■概要

絶大な人気を誇るナポレオンコイン!
抜群の状態を誇る希少コインです。

■フランス第一帝政とは

フランス第一帝政は、1804年から1814年および1815年まで続いたナポレオン1世が支配する軍事独裁政権であり、その根幹を大陸軍と呼ばれる巨大な陸軍が国家の柱を成す時代でした。1804年の元老院決議により、ナポレオンは皇帝に即位し、フランス共和国第1帝政が始まりました。彼の統治は軍事国家であり、ナポレオンの軍事的才能と戦争での成功が政権の存続に不可欠でした。

帝政の成立はヨーロッパ列強にとって脅威であり、対仏大同盟が結成され、帝国は連続的な戦争に巻き込まれました。1805年のウルム戦役やアウステルリッツの戦いでの勝利により、ナポレオンはヨーロッパにおいて圧倒的な影響力を確立し、神聖ローマ帝国を解体し、ライン同盟を結成しました。

しかし、ロシア遠征やイベリア半島戦争などでの敗北が続き、1814年には帝都パリが陥落し、ナポレオンはエルバ島への追放となりました。しかし、1815年にナポレオンがエルバ島から脱出し、「百日天下」が勃発。ワーテルローの戦いで敗北し、再び配流されることとなりました。

この動乱の時期には、ウィーン会議が開催され、新たな秩序の模索が行われました。ナポレオンの失脚後、フランスにはルイ18世が王として即位し、フランス第一帝政は崩壊しました。

■ナポレオン1世とは

ナポレオン1世(1769年-1821年)は、フランス革命後の混乱を収拾し、その後のヨーロッパの歴史に大きな影響を与えた偉大な指導者。彼は軍事的才能と政治的洞察力を兼ね備え、フランスの混乱を収拾し、国家の安定と栄光を追求しました。

ナポレオンは革命戦争の英雄としての名声を得、1799年にブリュメールのクーデターでフランスの実権を掌握し、初代統領となりました。翌1804年にはフランス皇帝として戴冠し、ナポレオン1世と名乗っています。彼の統治はナポレオン法典の制定などで知られ、近代法の基盤を築きました。

ナポレオンは軍事的な天才としても評価されており、数々の戦役で勝利を収め、フランス帝国の領土を拡大しました。彼のもとでの軍事改革は戦術や戦略の革新をもたらし、彼の指導のもとで多くの戦闘で成功を収めました。
しかし、ナポレオンの野心はその勢いを保つことが難しく、彼の拡張主義政策はヨーロッパの他の国々との対立を引き起こしました。

結果として、ナポレオン戦争が勃発し、彼の帝国は次第に縮小していきました。1814年にはエルバ島に追放され、後に脱出してワーテルローの戦いで敗北し、再度の流刑が待っていました。
ナポレオンはセントヘレナ島で最期を迎えたが、彼の政治的・法律的遺産は多くの国で受け継がれ、彼の戦術や戦略は軍事教育の基盤となりました。

■フランとは

「フラン」の名は、ラテン語の Johannes Dei Gratia Francorum Rex(神の恩寵によるフランクの王ジャン)が由来とされています。
その価値は当時の通貨であった「トゥールポンド」 (Livre tournois) と同一(1フラン=1トゥールポンド=20ソル)と定められました。
この最初のフランは「フランカ・シュヴァル」(Franc à cheval) と呼ばれています。

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