アンティークコインの販売ならレアコインショップ

アンティークコインの販売ならレアコインショップ

×

【MS62】1831年 フランス アンリ5世 5フラン銀貨 Essai(試鋳貨)

SOLD OUT
この上には11枚しかありません。
約200年前のコインでMS(完全未使用品)評価と抜群の状態を保持しています。

*市場性
フランスコインは芸術性の高さから世界中のコレクターからも非常に人気が高く、市場性も抜群!

さらに本品はアンリ5世が王位継承権を主張した際に宣伝用として発行されたコインで、市場には流通していない希少な試鋳貨になります。
希少性の高い試鋳貨は試鋳貨専門のコレクターもいるくらい国内外問わず熱い注目を集めています。

近年どんどんオークションで高値で売買される試鋳貨!
試作貨幣で発行されなかったからこその希少性がありコレクターがうなるものです。

根強い人気は当然の事、今後の価格推移が大いに期待できる銀貨です。
お手ごろな価格のうちにコレクションし今後の値動き世界市場で抜群の人気を誇るフランスコイン。
市場に流通が無いレアコイン。

市場に存在や流通がない希少な試鋳貨(Essai)から
特に状態に優れた銀貨のご紹介となります。

■デザイン

表面:アンリ5世の横顔の胸像
銘文:HENRI V ROI DE FRANCE

裏面:5F (5フラン) 、中央: 百合の紋章(3つ)、上方: 国王の王冠、下方: 2つの百合の花の間に「1831年」
銘文:5 F 1831

■状態
MS62

■コイン詳細

【発行年】1831年
【鋳造地】フランス
【額面】5フラン
【NGC鑑定枚数】32枚
【素材】銀
【重量】約25g
【直径】約37mm
【表面】アンリ5 世の横顔の胸像
【裏面】5F 、中央: 百合の紋章、上方: 国王の王冠、下方: 2つの百合の花の間に「1831年」
【NGC鑑定】MS62

*希少性
NGC鑑定枚数32枚!
通常発行されたコインとは違い、試鋳貨ですので発行枚数はわずか。
鑑定枚数からも極めて高い希少性が伺えます。

*状態
NGC第4位鑑定品
を楽しんでみてはいかがでしょうか。

▼コインのストーリー

■概要

王位を譲られながらも即位出来なかったアンリ5世が描かれた大変希少な試鋳貨(Essai)です。

■アンリ5世とは

アンリ・ダルトワ(フランス語: Henri d'Artois, 1820年9月29日 - 1883年8月24日)は、フランス王シャルル10世の孫で、フランス・ブルボン家最後の王位継承候補だった人物。レジティミスト(ブルボン王朝支持者)たちからはアンリ5世と呼ばれたが、王政復古確実な状況にありながら、その千載一遇のチャンスを逃し、結局実現することなく没した。現在では、単にシャンボール伯(Comte de Chambord)と呼ばれることも多い。

1830年8月2日にシャルル10世はアンリのために王位を譲りました。次の王位は本来シャルル10世の長男アングレーム公ルイ・アントワーヌ(「ルイ19世」)が継ぐべきはずであったが、アングレーム公は父シャルル同様不人気な上に子供がいなかったため、すぐさま甥であるアンリへの譲位に賛同する宣言書に連署を行ないました。その時以降、アンリの支持者たちは彼を「アンリ5世」と呼んでいます。シャルル10世は傍系オルレアン家のルイ・フィリップに自らの宣言書を下院で読み上げるよう依頼、しかし、ルイ・フィリップはアンリを王位継承者とするという部分をあえて読まず、議会は王位継承者としてルイ・フィリップを指名しました。こうして「アンリ5世」の即位は立ち消えとなってしまいます。

1830年に勃発した七月革命により、フランス王位はブルボン朝からオルレアン家に移り、アンリは王位継承権を失いました。
その後は祖国復興を目指し、異なる政治勢力と連携しながら、ブルボン朝の王位継承者として政治的影響力を行使していきます。

1873年に再度王位継承のチャンスが訪れアンリのフランス王即位は必至の情勢となっていましたが、彼自身の頑迷さがそれらを水泡に帰させてしまいます。アンリは王になるに当たり、復古王政期の白旗(フランス王国旗)を棄てて三色旗を受け入れることを求められましたが、断固として拒否しました。彼にとってそれを受け入れることは、フランス革命の精神を継承することに繋がったからです。

これによりオルレアニスト(オルレアン家支持者)と一部の失望したレジティミスト(ブルボン王朝支持者)は、より駆け引きに長けたパリ伯フィリップを王位継承候補とするために、ひとまずは第三共和政に統治を委任することを決定。かくして、王政復古の最大の好機は去ってしまいました。

アンリ5世は10年後の1883年、亡命先のフロースドルフで死去。遺体はゴリツィアに葬られました(ゴリツィアは第二次世界大戦後に分割され、その場所は現在スロベニアの都市ノヴァ・ゴリツァとなっている)。

■試鋳貨(試作貨幣)とは

試鋳貨幣(試作貨幣)とは、新しい貨幣を製造する前に、その貨幣のデザイン、サイズ、重さ、材質などを試すために鋳造される試作品のことを指します。試鋳貨幣は、通常、実際に流通させるわけではなく、テストや評価のために使用されます。そのため通常は数枚~数十枚程度しか鋳造されず、市場に出回ることは稀になります。

試鋳貨幣の特徴

①発行枚数が僅かしかないため圧倒的な希少性を誇る。
②発行枚数が僅かなため、市場に出回ることがなく高額な値がつきやすい。試鋳貨専門のコレクターも存在します。

最近チェックした商品