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【MS62】1737年 イギリス ジョージ2世 シリング銀貨

SOLD OUT
入荷困難!
希少なイギリスシリング銀貨。
そして、ハイグレード品。

鉄板の人気を誇るイギリスコインの中でも、
特に希少性と市場性に優れた金貨のご紹介となります。

■デザイン

表面:ジョージ2世の胸像
銘文:GEORGIVS II DEI GRATIA

裏面:紋章を描いた4つの盾と王冠
銘文:M.B.F. ET. H. REX. F.D. B.ET. L. D. S. R. I. A. T ET. E

■状態

MS62

■コイン詳細

【発行年】1737年
【鋳造地】ロンドン
【NGC鑑定枚数】12枚
【額面】1シリング
【素材】銀
【品位】925/1000
【重量】約6.02g
【直径】約25mm
【表面】ジョージ2世
【裏面】紋章を描いた4つの盾と王冠
【刻印師】
表面:John Croker
裏面:Johann Ochs
【NGC鑑定】MS62
【専門書】
1: KM561.5
2: S-3700 (Roses and Plumes)
3: ESC-1200
4: Bull-1711

■ポイント

*希少性
1737年のシリング銀貨には数種類のタイプ(S-3697〜3701:カタログナンバー)が存在します。主に市場でよく見かけるのは「S-3699」ですが、本品は「S-3700」であり、全タイプの中でも非常に希少性の高いものとなります。市場では滅多に見かけることはありません。

各タイプの詳細は以下になります。

KM#561.1, Sp#3698 (1727-32):角にバラと羽根の装飾
KM#561.2, Sp#3697 (1727年、1731年):角に羽根の装飾
KM#561.3, Sp#3699 (1728年のみ):無地
KM#561.4, Sp#3701 (1739-41):角にバラの装飾
KM#561.5, Sp#3700 (1734-37):大きな文字、角にバラと羽根の装飾

NGC鑑定枚数12枚!
鑑定枚数もわずかしかなく残存枚数からも特筆すべき希少性が伺えます。

*状態
NGC第4位鑑定
この上には4枚しかありません。
約300年前のコインでMS(未使用品)評価と素晴らしい状態を保持しています。

*市場性
アンティークコインでは王道のイギリスコイン!
近年の著しい値上がりをみてもイギリスコインの人気の高さは一目瞭然です!

ジョージ2世は、神聖ローマ皇帝位とハプスブルグ帝国の支配を巡ってヨーロッパ中の国を巻き込んだオーストリア継承戦争中の戦いに従軍したことから、実際の戦闘に参加したイギリス王としては最後の人物とされ後世に高い評価を得ています。
また映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』に登場するイギリス王としても知られ、シリング銀貨も映画中に登場することから、世界中のコレクターに非常に人気のあるコインとなっております。

”シリング銀貨”×”ハイグレード品”
の組み合わせは世界中のコレクターから重宝される人気の鉄則です。

状態が良いイギリスコインは近年どんどん値上がりしています。
お手ごろな価格のうちにぜひコレクションしていただきたい1枚です。

▼コインのストーリー

■概要

王道のイギリスコイン!有名映画にも登場した希少なシリング銀貨になります。

■ジョージ2世とは

ジョージ2世(1683年 - 1760年)は、18世紀初頭から中頃にかけてイギリスを統治したハノーヴァー朝の君主でした。彼の治世は、イギリスの政治、外交、そして王室の権威を形成する上で重要な時期でありました。

ジョージ2世は、父ジョージ1世の後を継いで王位につきました。彼はイギリス王としての権力に対する意欲を持ち、議会との関係を重視しました。彼は議会の力を認め、内政においては首相の助言を重んじました。このような姿勢は、イギリスの政治体制の発展に重要な影響を与えました。

治世中においては、外交政策においても重要な出来事がありました。彼はスペイン継承戦争(1701年-1714年)やオーストリア継承戦争(1740年-1748年)といった大規模な戦争に巻き込まれました。これらの戦争において、イギリスはヨーロッパのバランスを維持するために積極的な役割を果たしました。

また、イギリスの王室における権威を強化するために、王立協会(Royal Society)や王立芸術アカデミー(Royal Academy of Arts)を支援し、文化と教育の発展に努めました。

一方で、ジョージ2世の治世は内政的な問題も抱えていました。政治的な派閥対立や財政上の困難があり、これらの問題に対処するために首相との連携を必要としました。

ジョージ2世の統治は、イギリスの歴史において重要な時期であり、国家の基盤を築く上で重要な役割を果たしました。彼の政治的な姿勢や外交政策は、後の時代のイギリスの発展に影響を与え、国家の安定と繁栄に大きく寄与しました。

■シリングとは

1489年ごろ、イングランド王ヘンリー7世がシリング貨を鋳造したのが始まりといわれているが、当時は硬貨そのものの名で、額面はTestoon(12ペンス)でした。シリングコインが正式に登場するのは1547年、エドワード6世の時代からになります。

語源は不明ですが、一説にはshill(鋭い音)と関係があるとも言われています。

イギリスでは1ポンド = 20シリング = 240ペンス(1シリング = 12ペンス)。

1920年まではスターリングシルバー、1921年から1946年までは.500の銀貨、1947年から1970年までは白銅貨として製造されました。なお、ジョージ6世とエリザベス2世のシリング貨はイングランド仕様とスコットランド仕様のものが発行されています。1971年2月15日の10進法移行で廃止されたが、しばらくは従来と同等の価値の5新ペンス(1ポンド = 100新ペンス)として使えていました。

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