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【Ch AU 4/5 4/5 Fine Style】紀元前359年?336年 古代マケドニア王国 フィリポス2世 テトラドラクマ銀貨

数量
8,858,000(税込)
世界市場で抜群の人気を誇る古代ギリシアコイン!
"世界にわずか数枚"の希少デザイン!

2300年以上前の歴史と背景を誇りつつ、
『FineStyle』が付与された奇跡の状態を保持するコインです。
他では間違いなく入手困難な最高峰の希少性を誇る古代コインのご紹介になります。

■デザイン

表面:左向きの最高神「ゼウス」月桂冠ヘッド
裏面:馬上の裸の若者、若者の手に「椰子の枝」と手綱、馬の下にΘ
銘文:「ΦΙΛΙΠ-ΠΟΥ」(Philip)

※紀元前356年、古代オリンピックにて国王の愛馬がレースに勝利し栄冠を手にしました。その快挙が、後に鋳造され続けた歴代のテトラドラクマ銀貨のモチーフになったと言われています。

■状態

 Ch AU Strike: 4/5 Surface: 4/5 FineStyle

■コイン詳細

【発行年】紀元前359年?336年
【鋳造地】古代マケドニア王都「ペラ」「IIA」
【額面】テトラドラクマ
【素材】銀
【重量】14.35g
【直径】25mm
【表面】左向きの最高神「ゼウス」月桂冠ヘッド
【裏面】馬上の裸の若者、若者の手に「椰子の枝」と手綱、馬の下にΘ
【NGC鑑定】Ch AU Strike: 4/5 Surface: 4/5
【専門書」
1: Le Rider Plate 19 (440)
2: McClean 3325 pl.122,5 (same observe die)

■ポイント

*希少性
"博物館所蔵級!世界にわずか数枚の希少性"

フィリップ2世の名で鋳造されたテトラドラクマ銀貨は、多くが右向きゼウス像ですが、本品は左を向いたゼウス像です。
左向きのゼウス像のデザインは現時点では世界で2枚しか確認されていなく、本品はその内の1枚になります。

最も愛される「古代コイン」の一つでもあり、一生大事にされるが故に、市場に出回ることはなく、まさに最高峰の希少性を誇る世界中のコレクターが羨む逸品と言えます!

*状態
・Strike(打刻)、Surface(表面)ともに4と高評価!
・グレード:CH AU(準未使用品)
※「Ch」はChoiceの略号で、 AU(準未使用品)グレードの中でも特に状態の良いものに対して付与されます。
・そしてなんと『FineStyle』が付与!
※『Fine Style』:コインの磨耗や打刻・表面の状態といったグレードとは別に、個体差のある古代コインの中で特に芸術性が高いと認められる美しいコインに付けられます。
さらにその他古代コインにありがちなマイナスとなるポイントも一切ありません!

2300年もの時を経て、この状態で保存されていることは奇跡に近いといっても過言ではありません。

*市場性
古代ギリシアのコインは、単なる貨幣を超えて、その時代を映す貴重な歴史資料であり、芸術性と歴史性を兼ね備えた、人類にとってかけがえのない財産として高く評価されています。

中でも、マケドニア王国を強国に導いた名君、フィリッポス2世の治世中に作られたコインは、希少価値の高いコインとして世界中のコレクターを魅了し、歴史愛好家からは古代マケドニア王国の栄光を今に伝える貴重な資料として重宝されています。

表面には、卓越した指導力とカリスマ性を備えた王の力強い横顔が、裏面には当時のマケドニア王国の繁栄を象徴する緻密な意匠が刻まれています。打刻の鮮明さ、表面の光沢、細部に至るまでの美しさはまさに芸術品といえます。

さらに本品は数あるギリシアコインの中でも、『FineStyle』が付与された抜群のグレード評価を受けています。世界に2枚しか存在しない左向きゼウス像であることからも、市場にはほぼ出回ることのない、コレクターや投資家のみならず、歴史愛好家にとっても垂涎の逸品と言えるでしょう。

・歴史的価値がある古代ギリシアコイン
・博物館級の歴史遺産
この条件を有したコインは世界中のコレクターから熱烈に愛されます。

美しさと芸術性があふれたこの銀貨は市場性と希少性を兼ね備えた今後の価格推移も大いに期待できるコインです。

『タイミング』『ご予算』
ともに選ばれた人にしか手に取れないコレクション。
ぜひこのチャンスを逃さないでください!

▼コインのストーリー

■概要

世界市場で抜群の人気を誇る古代ギリシアコイン!
市場では滅多に見ることのできない貴重なハイグレード品です。

■マケドニア王国とは

マケドニア王国は、古代ギリシアの北部に位置する強力な国家でした。山脈に囲まれた地形により、独自の文化・言語を持ち、マケドニア人としてのアイデンティティを確立していました。

フィリップ2世によって統一されたマケドニア王国は、ピクシス(槍)を主力武器としたファランクス戦術を採用し、ギリシアの他の都市国家を征服しました。その後、息子のアレクサンダー大王によって、エジプト、ペルシャ、インドなど広大な領域を征服し、ギリシア文化を東方に広めました。

アレクサンダー大王の死後、マケドニア王国は分裂し、紀元前148年に共和政ローマに征服されました。しかし、マケドニア王国は、古代ギリシアの中でも重要な国家であり、ギリシア世界において多大な影響力を残しました。

■フィリッポス2世とは

フィリッポス2世(紀元前382年 - 紀元前336年)は、アルゲアス朝マケドニア王国のバシレウス(王を意味するギリシアの称号)(在位紀元前359年 - 紀元前336年)。

フィリッポス2世は紀元前4世紀にマケドニア王となり、その統治の下でマケドニアは大きな発展を遂げました。

フィリッポス2世は、優れた政治家であり、戦略的な将軍でもありました。彼はマケドニア王国を内政・外交の両面で再編成し、強力な中央集権国家を築きました。さらに王権の強化を図り、貴族や都市国家との関係を改善する一方で、王の権力を拡大しています。

また、フィリッポス2世は軍事改革にも力を入れました。彼はマケドニア軍を近代化し、装備や戦術の改善を行いました。彼の創意工夫により、重装歩兵のファランクスや新たな騎兵部隊が編成され、これらの戦術は後のアレクサンダー大王の遠征においても大いに活用されました。

そしてフィリッポス2世の最大の業績は、マケドニア王国の帝国化です。彼は周辺地域の征服を進め、ギリシア諸都市やバルカン半島の支配を確立しました。彼は同盟や外交を巧みに活用し、征服した地域の統治を効果的に行いました。

しかし、フィリッポス2世の計画は未完に終わりました。彼が暗殺された後、その息子であるアレクサンダー大王が王位を継承し、マケドニア帝国の拡大を継続しました。それにもかかわらず、フィリッポス2世の統治はマケドニア王国の強化と発展に大きな影響を与え、後の歴史においてもその功績は称えられています。

■アレキサンダー3世(大王)とは

マケドニア王国国王(在位前336年?前323年)。
フィリッポス2世の子。通称アレキサンダー大王とも呼ばれています。

アレキサンダー3世(Alexander the Great)は、紀元前356年に古代マケドニア王国の王子として生まれ、父であるフィリップ2世の後を継いで紀元前336年にマケドニア王位を継承しました。

彼は若くして戦闘の才能を示し、父王の軍事教育を受けて歴戦の将軍としての才能を磨きました。紀元前20歳で軍の指揮官に任命され、紀元前334年にアジア侵攻を開始し、10年間にわたって、ギリシア、エジプト、ペルシャ、インドなど広大な領域を征服しました。

アレキサンダー3世は、軍事的な才能に加え、知識欲と文化的な関心が深く、彼の征服によって、西洋と東洋の文化が交流する契機となりました。彼はアリストテレスによって教育され、多言語を話し、ギリシア神話や文学、哲学に造詣が深く、彼の治世は「ヘレニズム文化」の形成に寄与しました。

アレキサンダー3世の軍事的な成功は、指導力と創意工夫によって生み出されています。彼は戦術的に優れた新しい兵器を開発し、戦闘において常に前線に立ち、部下たちに常に自分の姿勢を見せ、勇気づけました。また、敵国の文化や宗教に対する尊重を示し、征服国において政治的な統合を追求しました。

アレキサンダー3世は、紀元前323年に33歳で急死しましたが、その征服は西洋の歴史に深い影響を与え、その功績は数多くの文学、芸術、映画、テレビドラマなどで描かれ、今日まで世界を征服した歴史上最も有名な人物として人々の関心を引き続けています。

■テトラドラクマとは

テトラドラクマは、古代ギリシアやヘレニズム時代に流通していた貨幣の一つで、「4ドラクマ」という意味です。

ドラクマは古代ギリシアの貨幣単位で、銀貨として使用されていました。テトラドラクマは、このドラクマを4つ束ねたもので、銀の重量は約17グラムほどでした。この貨幣は、アレクサンダー大王や彼の後継者たちが発行したもので、その影響力が及んだ地域で広く使用されていました。

テトラドラクマは、世界史上でも最も有名な貨幣の一つで、アレクサンダー大王が広大な帝国を築いた時代の象徴としても知られています。また、当時の東西文化の交流を促す貨幣としても重要な役割を果たしていました。

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