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【SP63】1850年頃 ドイツ アウクスブルク 堅信礼 記念銀メダル

SOLD OUT

アウクスブルクの歴史と信仰を象徴する記念メダル!
芸術的なデザインが際立つ貴重な一品です。

 

芸術的なデザインで人気を集めるドイツコインから、
市場には出回ることが無かった極めて希少性の高いレアコインのご紹介になります。

 

■デザイン


表面:司教が司教杖を携え、祭壇の前で若者に堅信(聖霊の秘跡)を授けている
銘文:Durch D Auflegung Ihrer H??nde DRENTWETT

 

裏面:中央に鳩(聖霊)が飛翔し、その周囲から聖なる光が放たれるモチーフ
銘文:EMPFIENGEN SIE DEN HEILIGEN GEIST Apostelg. 8. V. 17.

 

【堅信礼】
洗礼を受けた者が自らの信仰を公に表明し、聖霊の賜物を受けるキリスト教の神聖な儀式です。特にカトリック教会や聖公会で重要視され、信仰の成長と教会への加入を意味しています。

 

【DRENTWETT】
メダル表面下部に名前が刻まれているDRENTWETT(ドレントヴェット)は、このメダルを製造したアウクスブルクの著名なメダル工房の創業者です。同工房は、各種記念メダルの専門メーカーとしてその品質が高く評価されており、宗教行事(洗礼式・堅信式など)や巡礼記念のメダルをはじめ、協会や博覧会のメダル、国家行事のメダルなど、幅広いジャンルの製品を手掛けていました。
 

■状態


SP63

 

■コイン詳細


【発行年】1850年頃
【鋳造地】ドイツ  アウクスブルク
【PCGS鑑定枚数】1枚
【素材】銀
【重量】10g
【直径】32mm
【表面】司教が司教杖を携え、祭壇の前で若者に堅信(聖霊の秘跡)を授けている
【裏面】中央に鳩(聖霊)が飛翔し、その周囲から聖なる光が放たれるモチーフ
【刻印師】DRENTWETT
【PCGS鑑定】SP63

 

■ポイント


*希少性
”PCGS鑑定枚数1枚”
PCGS唯一鑑定品であり、現存する鑑定枚数はわずか1枚のみ。
さらに、輝きと美しさを評価されたSPグレードは極めて稀少で、同等品の入手は困難を極めます。

 

*状態
”SP63”
SP(PF:プルーフ)は、鏡面仕上げによる表面の光沢が特徴です。
打刻の鮮明さ、細部の美しさはまさに芸術品と呼ぶにふさわしく、約150年前のコインでありながら、SP評価という抜群の状態を保っています。

 

*市場性
このメダルは、1850年頃、南ドイツにおけるカトリック復興の最盛期に製作された、極めて希少な記念メダルです。当時のカトリック教会は、宗教的権威の再確立と信仰心の高揚を目指し、堅信礼(キリスト教の成人の儀式)を重視していました。その重要性を広く伝えるために、このような精緻なメダルが製作されました。

 

表面には、司教が若き信徒に按手し、聖霊を授ける荘厳な場面が描かれています。この神聖な瞬間は、信仰の継承と聖霊の降臨を象徴しており、当時の人々にとって堅信礼がいかに重要な意味を持っていたかを物語っています。裏面には、聖霊の象徴である鳩と後光が、19世紀の卓越したメダル工芸技術によって、細密かつ力強く表現されています。

 

周囲の銘文は聖書からの引用で、使徒たちによって聖霊が授けられる瞬間を、言葉と図像で見事に表しています。銀製SP(特別打ち)ならではの美しい鏡面光沢は、約170年の時を経た今も失われることなく、経年による銀独特のトーンが両面を彩っています。

 

グレーディングは、PCGS社からSP63と高評価を受けており、その保存状態の良さが際立っています。ドレントヴェット工房製のこのメダルは、当時多くの信徒にとって、信仰と人生の節目を記念する大切な品でした。しかし、高品質な銀貨が完全に残っている例は少なく、本品のようなグレードと美観を兼ね備えたものは極めて貴重です。

 

19世紀南ドイツのカトリック復興期という歴史的背景、精緻なレリーフと象徴的なデザインによる芸術的価値、そして抜群の希少性を併せ持つこのメダルは、宗教関係のアンティークとしてだけでなく、近代ヨーロッパの歴史資料としても、コレクションにふさわしい逸品です。

 

銀貨サイズで重量感もあり、小さな美術品として手に取ったときの満足感は格別です。
この美しい輝きと芸術性あふれる作品を、ぜひこの機会にご自身の目でお確かめください。

 

▼コインのストーリー
 

■概要

 

アウクスブルクの歴史と信仰を象徴する記念メダル!

芸術的なデザインが際立つ貴重な一品です。


■アウクスブルクとは

 

アウクスブルクは、ドイツ南部に位置し、古代ローマ時代に起源を持つ2000年以上の歴史を誇る都市です。紀元前15年にローマ皇帝アウグストゥスによって建設された「アウグスタ・ヴィンデリコルム」がその始まりであり、交易の要衝として早くから発展しました。


中世には、フッガー家をはじめとする富裕な商人が活躍し、金融と交易の中心地として「黄金のアウクスブルク」と称されるほどの繁栄を築きました。宗教改革期には、1530年にアウクスブルク信仰告白が採択され、1555年にはアウクスブルクの和議が締結されるなど、宗教史においても重要な役割を果たしました。


また、18世紀にはモーツァルトの父レオポルト・モーツァルトがこの地で生まれるなど、文化的な側面でも豊かな歴史を刻んでいます。19世紀に入ると、産業革命の影響を受け、機械工業が発展し、近代都市へと変貌を遂げました。現在でも、フッガー家の寄進によって建設された世界最古の社会福祉住宅「フッゲライ」や、ルネサンス様式の壮麗な市庁舎など、数多くの歴史的建造物が残されており、その豊かな歴史と文化を今に伝えています。


■堅信礼とは

 

堅信礼(けんしんれい)は、キリスト教、特にカトリック教会において、洗礼を受けた者が信仰を深め、聖霊の賜物を受けるための重要な儀式です。これは、洗礼、聖体、告解、病者の塗油、叙階、婚姻と並ぶ、七つの秘跡の一つに数えられます。堅信礼は、単に信仰を再確認するだけでなく、聖霊の特別な力を受け、キリストの証人として力強く生きるための準備となる儀式です。


歴史的には、初期の教会において、洗礼と堅信は一体の儀式として行われていましたが、信徒数の増加や教会の組織化に伴い、別々の儀式として行われるようになりました。中世には、司教のみが堅信礼を授けることができると定められ、その重要性が強調されました。宗教改革期には、プロテスタント諸派は堅信礼の秘跡性を否定し、信仰告白の儀式として位置づけましたが、カトリック教会はトリエント公会議において、堅信礼の秘跡性を再確認しました。


現代においては、堅信礼は、若者が成人としての信仰生活を始めるための重要な節目として位置づけられています。司教によって行われる按手と塗油を通じて、聖霊の賜物が与えられ、信仰が深められると信じられています。この儀式は、信仰共同体の一員としての自覚を新たにし、神の愛と力を感じながら、日々の生活を送るための力となります。

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