
【MS70】2009年 アメリカ セントゴーデンズ ウルトラハイリリーフ 20ドル金貨
最高グレードが放つ究極の美!
世界中のコレクターを魅了する、アメリカ金貨の最高傑作です。
世界市場で高い評価を受けているアメリカコインから、
特に状態と市場性に優れた金貨のご紹介になります。
■デザイン
表面:自由の女神像
銘文: LIBERTY、 MMIX(ローマ数字で2009年)
裏面:翼を広げ飛翔するアメリカの国鳥イーグル
銘文:UNITED STATES OF AMERICA TWENTY DOLLARS、下部には米国の国家モットー「IN GOD WE TRUST(我々は神を信ず)」
※オーガスタス・セントゴーデンズ(Augusta Saint-Gaudens)デザイン
■状態
MS70
■コイン詳細
【発行年】2009年
【鋳造地】アメリカ
【発行枚数】114,427枚
【額面】20ドル
【素材】金
【重量】31.1g
【直径】27mm
【表面】自由の女神像
【裏面】翼を広げ飛翔するアメリカの国鳥イーグル
【刻印師】Augusta Saint-Gaudens
【NGC鑑定】MS70
■ポイント
*希少性
2009年のみの単年度発行。
この「2009年 アメリカ セントゴーデンズ ウルトラハイリリーフ 20ドル金貨」は、幻とされた1907年のオリジナル金貨のデザインを、現代の最先端技術によって精巧に復刻した記念金貨です。
当時は技術的な制約から極少数しか製造できなかった超高浮き彫りの壮麗なデザインが、2009年版では鮮明かつ忠実に再現されました。その圧倒的な存在感と歴史的意義、そして限定発行という希少性が世界中のコレクターを魅了し続けています。
*状態
“MS70” ー完璧を証明する、最高評価のグレード
本貨は、世界的な鑑定機関により「MS70」の評価を受けています。これは、製造時の完璧な状態を保ち、表面に一切の傷や摩耗が認められないことを意味します。
なお、これを上回る存在としては、MS70に★(スター)が付与された個体がわずか3枚存在するのみ。
MS70自体が極めて価値ある最高グレード評価です。
打刻は非常にシャープで、金面の輝きは息をのむほど鮮烈。非の打ちどころのない保存状態を誇るこの一枚は、もはや貨幣の枠を超えた“芸術品”と呼ぶにふさわしい逸品です。
*市場性
この2009年 アメリカ セントゴーデンズ ウルトラハイリリーフ 20ドル金貨は、単なる金貨ではありません。それは、アメリカ貨幣史に燦然と輝く伝説の芸術作品を現代の技術で甦らせた“生ける歴史”です。
物語の始まりは、第26代大統領セオドア・ルーズベルトの強い美意識に遡ります。彼は当時の米国硬貨のデザインに失望し、「古代ギリシアに匹敵する芸術的な貨幣」を志しました。その使命を託されたのが、名高い彫刻家オーガスタス・セントゴーデンズです。
セントゴーデンズは、自由の女神と飛翔するワシを大胆な高浮き彫りで表現した「ウルトラハイリリーフ」金貨を構想します。しかし、1907年当時の造幣技術では量産が不可能で、ごくわずかな試作にとどまりました。セントゴーデンズは完成を目前に病に倒れ、その理想は幻となったのです。現存するオリジナルはわずか16〜22枚と推定され、スミソニアン博物館などに所蔵されています。
そして2009年、最新鋭の打刻技術によってこの幻の名作がついに完全復刻されました。本貨は、ルーズベルトの美術改革へのオマージュであり、セントゴーデンズの遺志を現代に結実させた“奇跡の復活”といえます。
この2009年版は、額面は20ドルと記されていますが、これは1907年の伝説的なダブルイーグルへの敬意を表すものであり、その真価は、普遍的なデザインの魅力、純金としての価値、そして何より限定発行による絶対的な希少性にあります。専門家からも「投資対象として堅実なブルーチップ銘柄」と評価されるこの金貨は、モダンコイン市場において「不朽の名品」としての揺るぎない地位を確立しています。
「米国史上最も美しい金貨」として世界中のコレクターを魅了するハイリリーフ金貨!
コレクションとしても、投資対象としても申し分のない1枚です。
▼コインのストーリー
■概要
最高グレードが放つ究極の美!
世界中のコレクターを魅了する、アメリカ金貨の最高傑作です。
■発行当時(2009年)の時代背景とは
2009年のアメリカ合衆国は、深刻な経済的・社会的転換期のただ中にありました。前年の2008年にはリーマン・ショックが発生し、それに端を発した世界金融危機が経済全体を覆っていました。失業率の急上昇、住宅バブルの崩壊、金融機関の連鎖的破綻―これらの衝撃が市民生活に深く影を落とし、経済的不安と将来への不透明感が全米を包んでいたのです。
そんな中、2009年1月にはバラク・オバマが第44代大統領に就任し、アメリカ初のアフリカ系大統領として大きな注目とともに「変革(Change)」を掲げる新たな時代が幕を開けました。オバマ大統領は再生と希望の象徴となり、多くの国民がこの政権交代に新たな活力を見出しましたが、同時に不安定な経済情勢と雇用不安が拭えない現実として残っていたのも事実です。
こうした時代背景のもと、2009年に発行されたセントゴーデンズ ウルトラハイリリーフ 20ドル金貨は、単なる記念金貨ではなく、米国の歴史・芸術・技術力を象徴する特別なプロジェクトとして世に送り出されました。このコインは1907年にオーガスタス・セントゴーデンズが創造した、自由の女神と飛翔するワシをモチーフとした名作金貨のデザインを、21世紀の最新鋭技術で忠実に甦らせたものです。
当時の米国造幣局長エドモンド・モイは、この金貨の意義を「この21世紀のビジョンと技術革新によって、かつて不可能と言われたコインが万人の手に届くものとなる」と語り、金融危機の中で揺れる国民に対して、伝統と革新を融合させた“希望の象徴”としての役割を託しました。この金貨の発行は、ただ美を称えるだけでなく、激動の時代にあって国家の精神と再生の意志を静かに語りかける、象徴的な出来事だったのです。
■オーガスタス・セントゴーデンズとは
オーガスタス・セントゴーデンズ(Augustus Saint-Gaudens, 1848–1907)は、19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカで最も高く評価された彫刻家のひとりであり、米国美術界に革新をもたらした人物です。アイルランド人の父とフランス人の母のもとにダブリンで生まれ、幼少期に家族と共にアメリカに移住しました。若くして装飾芸術の世界に入り、彫刻家としての才能を開花させたセントゴーデンズは、後にパリとローマで本格的な美術教育を受け、古典美術とルネサンス芸術に深く影響を受けました。
彼の作品は、アメリカ独自の精神と古典的な造形美を融合させたスタイルで知られ、公共記念碑や肖像彫刻において数多くの傑作を生み出しました。特に南北戦争関連の記念碑や大統領リンカーンの像は高く評価され、アメリカ彫刻界の地位向上に大きく貢献しました。
1905年、当時のセオドア・ルーズベルト大統領の要請により、セントゴーデンズは米国硬貨のデザイン改革に着手します。彼が手がけた1セント、10ドル、そして特に20ドル金貨のデザインは、古代ギリシャ美術の荘厳さを想起させるもので、アメリカ硬貨史上最も美しいと称されています。なかでも極高浮き彫り(ウルトラハイリリーフ)による20ドル金貨は芸術性の極致とされましたが、当時の技術では量産不可能であり、わずかな試作品にとどまりました。
セントゴーデンズはこの革新的な取り組みの完成を見届ける前に1907年に亡くなりましたが、その美術的遺産は今なお高く評価され、後世に大きな影響を与え続けています。





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