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【MS63】1350年~1364年 フランス ジャン2世 金の羊 ムートンドール金貨

SOLD OUT

中世フランスを代表するハンマーコイン!
動物モチーフコインの中でも際立つ魅力を放つ、珠玉の逸品です。

 

フランス王国時代の大人気金貨「ムートンドール金貨」の中から
特に保存状態が素晴らしい、貴重なコインのご紹介になります。

 

■デザイン


表面:黄金の羊と旗
銘文:AGNUS DEI QUI TOLLIT PECCATA MUNDI MISERERE NOB… IOH’ REX(訳:世の罪を除き給う神の子羊よ、我らを憐れみたまえ)、IOH’ REX(訳:ジャン2世)

 

裏面:十字架に王室の紋章、ユリの花
銘文:XPC VINCIT XPC REGNAT XPC IMPERAT(訳:キリストは勝利し、キリストは君臨し、キリストは支配する)

 

・表面に羊が描かれていることから「ムートンドール」と呼ばれる所以となっております。
キリスト教的シンボルであるこの仔羊は、「世の罪を取り除く神の子羊」すなわちキリストの象徴としてデザインされたのではないかと考えられています。

 

・この金貨は彫金師が一枚一枚をハンマーで打って制作しているハンマーコインになります。
【ハンマーコイン】
ハンマーコインとは、機械鋳造が普及する以前の時代に、職人が金型とハンマーを用いて一枚ずつ手作業で打刻した貨幣です。不均一な形状や打刻の揺らぎが特徴で、同じデザインでも表情が異なる“唯一無二”の魅力を持ちます。中世の息遣いをそのまま残す歴史遺産として、コレクターから高い人気を誇ります。
 

■状態


MS63

 

■コイン詳細


【発行年】1350年~1364年
【鋳造地】フランス
【額面】1ムートンドール
【PCGS鑑定枚数】41枚
【素材】金
【重量】4.63g
【直径】30mm
【表面】黄金の羊と旗
【裏面】十字架に王室の紋章、ユリの花
【PCGS鑑定】MS63
 

■ポイント


*希少性
“PCGS鑑定枚数41枚”
14世紀に鋳造された金貨の多くは長い時を経て損耗しており、未使用に近い状態で現存する個体は極めて限られています。PCGSによる鑑定でも確認されているのはわずか41枚のみ。この数字が示す通り、コレクションにふさわしい品質のムートンドール金貨は市場でもごくわずかしか流通していません。さらに、ジャン2世治世下の金貨は国内外で大変人気が高いため、市場に出るとすぐにその姿を消してしまいます。

 

*状態
”PCGS第2位鑑定”
MS65:1枚
MS63:9枚(本品)

 

上位グレードは僅かに1枚しかありません。
中世フランスコインは良い状態のものが少ない中、大変希少なMS(準未使用品)評価!

 

ムートンドールのようなハンマーコインは製法上、完全な打刻が難しく、時代を経た現在では摩耗のあるものが大半です。その中で、本品は650年以上前に鋳造されたとは思えないほどの打刻の明瞭さと、細部に宿る芸術的な美しさを保っています。歴史と技術が融合した、まさに“残された至宝”です。

 

*市場性
百年戦争の最中、フランス王ジャン2世の治世下(1350~1364年)にごく短期間のみ鋳造されたムートンドール金貨。この一枚は、戦争・疫病・経済崩壊と、未曾有の危機に揺れる14世紀フランスを象徴する歴史的遺産です。

 

1356年、ジャン2世はポワティエの戦いで黒太子エドワードに敗れ、自らも捕虜となります。国内ではペストの猛威、度重なる通貨切り下げ、農民の反乱が重なり、王国は内外から崩壊の危機に瀕していました。

 

そんな中で発行された本金貨には、救済への祈りが込められています。表面に描かれた「神の子羊」はキリストを象徴し、周囲には“我らを憐れみたまえ”というラテン語の祈りが刻まれています。この図像は、当時の人々の信仰心と救済への切実な願いを反映しており、ムートンドール金貨が単なる通貨ではなく「祈りの媒体」として機能していたことを物語ります。

 

さらにこの金貨は、熟練の職人が一枚一枚手作業で打刻した“ハンマーコイン”。そのため一つとして同じものはなく、個体ごとに表情が異なる1点物でもあります。芸術性と宗教的象徴性を兼ね備えた中世フランス金貨の代表格であり、「復活祭の仔羊(パスカル・ラム)」としての別称も持つほど、収集家からの評価は高まっています。

 

PCGSによる公式鑑定では、わずか41枚しか記録されていない希少品であり、本品はその中でも最高評価に次ぐ第2位グレードという高評価を獲得。中世のハンマーコインとしては奇跡的とも言える保存状態で、打刻の明瞭さ、装飾の細やかさは圧巻です。650年以上前のコインとは思えぬその美しさは、まさに“歴史を刻んだ芸術品”と言えます。

 

・羊がモチーフの人気デザイン
・中世ヨーロッパの貴重なハンマーコイン
・歴史的価値の高いハイグレード品
という条件を満たしたこちらの金貨は今後の価格推移も大いに期待できるコレクターも注目の逸品です。

 

コレクションとしても、投資対象としても申し分のない1枚です。
在庫があるタイミングで是非お手元のコレクションに加えていただきたい逸品になります。

 

▼コインのストーリー
 

■概要

 

ジャンヌダルクでも有名な100年戦争中に作成された貴重な中世フランスのハンマーコイン!

動物モチーフコインの中でも際立つ魅力を放つ、珠玉の逸品です。


■100年戦争とは

 

1337年から1453年にかけて続いた百年戦争は、イングランド王がフランス王位の継承権を主張し、フランス領内の領土を巡って両国が激突した、中世ヨーロッパを代表する長期にわたる武力衝突です。


イングランドは初期に優勢を築き、ジョン・オブ・ゴーントやエドワード黒太子らの活躍によりフランス領内で勝利を重ねましたが、ジャンヌ・ダルクの登場を機に戦況は逆転。フランスはオルレアンの解放など、数々の勝利を収め、最終的にイングランドをフランス本土から追い出し、戦争に終止符を打ちました。


百年戦争は、両国の領土争いや権力闘争だけでなく、戦争技術の発展や国家意識の形成、そしてペストの流行など、中世ヨーロッパ社会に多大な影響を与え、両国関係に深い傷跡を残す出来事となりました。


■ジャン2世とは

 

ジャン2世は、フランス・ヴァロワ朝の第2代国王として、1350年から1364年まで在位し、「善良王」として広く知られる歴史的な人物です。彼は父フィリップ6世の後を継いで王位に就きましたが、その治世は百年戦争の最中にあり、フランスにとって非常に困難な時期でした。


イングランドとの戦争で指導者としてフランス軍を率いたものの、戦況は厳しく、ポワティエの戦いで敗北を喫し、自ら捕虜となってイングランドに連行されました。約9年間の捕虜生活を送る間、フランス国内は混乱が続き、国家の統治に困難が伴いました。それでもジャン2世は誇りを失わず、国家の安定に尽力し続けました。


1360年のブレティニー条約によって解放されると、彼はフランスに帰国し、再建に取り組みました。国内の統一を図り、不平等や財政問題への対処に努めたほか、王権を強化するためフルール・ド・リスの象徴を普及させました。ジャン2世は、国家の危機に直面しながらも立ち向かった王として称えられています。


■ハンマーコインとは

 

ハンマーコインは、一枚一枚手作業で打ち出されるハンマーによって作られました。


ハンマーコインは、銀や金などの貴金属を使用しており、一般的に円形や楕円形の形状をしています。コインの材料はまず平らな円盤状に切り出され、その後、職人がハンマーでコインの表と裏を叩いて作り上げました。このため、ハンマーコインには表面に凹凸や不規則な形状が見られることがあります。


その製造方法から一つ一つが独特の個性を持っており、同じデザインのコインでも微妙な差異が存在します。また、コインの表面には君主の肖像や紋章、銘文などが刻まれており、時代や地域によってデザインが異なります。


ハンマーコインは、貨幣の流通や経済活動の一環として使用されましたが、製造方法の手間や精度の限界から、均一な重さや形状を持つことが難しく、そのため、同じ価値を持つコインでも重さや大きさが異なっています。

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