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【MS62】1773年 イギリス ジョージ3世 1ギニー金貨

SOLD OUT

英国金貨史を代表する最高鑑定のギニー金貨!
鑑定枚数わずか18枚!
現存数はごくわずかであり、歴史的にもコレクター的にも大変貴重な逸品です。

 

絶大な人気を誇るイギリスコインから、
他では間違いなく入手困難な希少価値の高いコインのご紹介になります。

 

■デザイン


表面:ジョージ3世の肖像
銘文:GEORGIVS III DEI GRATIA(訳:神の恩寵によるジョージ3世)

 

裏面:王冠を戴いた盾形の王室紋章
銘文:M.B.F. ET H.REX F.D.B. ET L.D.S.R.I.A.T. ET E(訳:グレートブリテン、フランスおよびアイルランドの国王、信仰の守護者、ブラウンシュヴァイクおよびリューネブルク公、神聖ローマ帝国の大蔵卿兼選帝侯)

 

本品は、ジョージ3世治世初期の気品と若さを伝える「第3肖像」を採用した、シリーズ最終期にあたる貴重なギニー金貨です。月桂冠を戴いた国王の横顔には、若き君主の理知と威厳が見事に表現されており、18世紀イギリス肖像彫刻の成熟を感じさせます。裏面には王冠をいただく四分割の盾章が刻まれ、イングランド、スコットランド、フランス、アイルランド、ハノーファーの王権を象徴。後年の「スペード・ギニー」登場に先立つこの意匠は、伝統美と時代の変遷を静かに映し出す、格調高いデザインとして高く評価されています。

 

■状態


MS62

 

■コイン詳細


【発行年】1773年
【発行国】イギリス
【額面】1ギニー
【PCGS鑑定枚数】18枚
【素材】金
【重量】約8.4g
【直径】約24mm
【表面】ジョージ3世の肖像
【裏面】王冠を戴いた盾形の王室紋章
【PCGS鑑定】MS62
 

■ポイント


*希少性
”PCGS鑑定枚数18枚”
本品は世界的な鑑定機関であるPCGS社において最高グレードの評価を獲得した、18世紀流通金貨として極めて希少な逸品です。PCGS鑑定枚数は18枚と報告されており、中でもMS(完全未使用品)評価はわずか6枚のみ。ハイグレード品は市場ではほぼ見かけることが出来ません。さらに長い時を経てこれほど良好な状態を保った個体は極めて珍しく、高い品質と最高鑑定の裏付けにより、世界中のコレクターの注目を集めます。

 

入手困難なことがプレミアム価値をさらに押し上げ、希少な高グレード品は市場に現れるたび競争が激化します。最高鑑定というグレーディングは、コレクション市場で特に高く評価される証であり、希少性と価値の両面で特別な一枚といえます。

 

*状態
”PCGS最高鑑定”
①MS62:4枚(本品)
②MS61:2枚
③AU55:3枚

 

18世紀に発行されたギニー金貨の中でも、ハイグレード評価を得ているものはコレクター市場で大きな注目を集めています。本品は「MS:完全未鑑定品」という高水準の評価を保持し、ジョージ3世の肖像は髪の毛の細部まで豊かな表情を伝えています。裏面の王家の紋章も力強く打ち出され、ディテールの鮮明さから当時の鋳造技術の高さをうかがうことができます。

 

このように、存在感あふれる意匠と抜群の保存状態を兼ね備えた一枚は、コレクションの中核を担うにふさわしいものです。歴史的価値と芸術的美しさを併せ持つ本品は、所有者に特別な誇りを与える稀少な金貨といえるでしょう。

 

*市場性
1717年に価値が21シリングに固定されたギニー金貨は、イギリスの金本位制の礎を築いた通貨として、経済史上きわめて重要な位置を占めます。その高純度と信頼性の高さから、当時の社会では富と格式の象徴として重んじられ、上流階級や交易商の間で広く流通しました。

 

その中でも1773年に鋳造されたジョージ3世の1ギニー金貨は、18世紀後半における大英帝国の飛躍を象徴する歴史的名品です。若き国王ジョージ3世の治世初期に発行されたこの金貨には、王権の威厳と国家の安定を示す象徴性が凝縮されています。月桂冠を戴いた「第3肖像」は、若き君主の知性と気品を見事に調和させた造形であり、当時の英国彫刻技術が到達した高い芸術性を今に伝えます。

 

ギニー金貨シリーズ(1663~1813年)は、世界の近代金貨コレクションを代表する存在として、古典金貨の中でも特別な地位を確立しています。とりわけジョージ3世期の発行は、アメリカ独立戦争やナポレオン戦争といった世界史の転換点と重なることから、国際的にも高い人気を誇ります。イギリス国内のみならず欧米の主要オークションでも需要が旺盛で、良好な保存状態を保つものは世界中のコレクターが熱望する対象です。

 

また、長期にわたる流通によって摩耗したものが多く、完璧な保存状態を保ったものは極めて稀少です。市場で見られる多くはVF~EF(中~上品)クラスであり、未使用級(Mint State)となると希少性は飛躍的に高まります。オークションに姿を現すこと自体が稀で、出品されれば激しい競争が繰り広げられるほどです。

 

こうした背景をもつ1773年のギニー金貨は、王政の威厳、経済的繁栄、そして芸術的完成度の三要素を兼ね備えた「英国近代金貨の到達点」と呼ぶにふさわしい一枚です。近代イギリス金貨の中でも“必ず押さえておきたい名品”として知られ、高グレード品は欧米市場で常に注目の的。まさに英国王室の栄華と18世紀の歴史ロマンを凝縮した、「手のひらの美術品」といえる逸品です。

 

その人気の高さから市場からすぐに消えてしまうギニー金貨!
今後の価格推移も大いに期待できる名品です。

 

在庫があるタイミングで是非お手元のコレクションに加えていただきたい1枚になります。

 

▼コインのストーリー
 

■概要

 

英国金貨史を代表する最高鑑定のギニー金貨!

鑑定枚数わずか18枚!

現存数はごくわずかであり、歴史的にもコレクター的にも大変貴重な逸品です。


■ジョージ3世とは

 

ジョージ3世は、ハノーヴァー朝第3代のイギリス国王として、1760年から1820年まで実に60年もの長きにわたって君臨しました。彼の治世は、イギリス史上でも類を見ないほど激動の時代でした。まず、即位直後にはヨーロッパの覇権を巡る七年戦争(フレンチ・インディアン戦争)の勝利を収め、広大な海外植民地を獲得し、大英帝国の基盤を固めました。しかし、その後はアメリカ独立戦争で植民地を失うという屈辱を経験します。さらに、フランス革命とその後のナポレオン戦争という、ヨーロッパ全体を揺るがす大動乱に直面し、フランスとの長きにわたる戦争を指揮しました。国内では、織物産業を中心に産業革命が本格的に進展し、社会と経済の構造が大きく変化していく様子を目の当たりにしています。


彼は農政改革に熱心で「ファーマー・ジョージ」の愛称で国民に親しまれましたが、晩年には精神疾患を患い、1811年からは皇太子が摂政として国政を代行しました。この1813年銘の軍用ギニーが鋳造されたのも、彼がすでに病に伏し、摂政統治下にあった時期です。コインに描かれた晩年の肖像は、彼の長い治世と、その時代の困難を乗り越えてきた威厳を物語っています。彼の死後、ギニー金貨は廃止され、イギリスの通貨システムは近代的なものへと移行していきました。ジョージ3世は、近代イギリスの礎を築いた偉大な君主の一人として、今もなお歴史にその名を残しています。


■ナポレオン戦争とは

 

ナポレオン戦争は、1803年から1815年にかけて、フランス皇帝ナポレオン1世率いるフランス帝国と、イギリスを中心とするヨーロッパ諸国の間で繰り広げられた一連の大規模な戦争です。これは、フランス革命によってヨーロッパの旧体制が揺らぎ始めたことに端を発し、旧来の王政国家と、革命後の新興大国フランスとの間で、政治的、経済的、軍事的覇権を争う壮大な戦いとなりました。


戦争は、アウステルリッツの戦いやイエナの戦いなど、ナポレオンの天才的な軍事指揮によってフランスが初期の勝利を収め、ヨーロッパ大陸のほとんどを支配下に置きました。しかし、イギリスは強大な海軍力を背景に海上封鎖を行い、ナポレオンの通商破壊政策(大陸封鎖令)に抵抗し続けました。スペインとポルトガルでの半島戦争も、フランス軍を疲弊させる要因となりました。そして、1812年のロシア遠征の失敗がナポレオンの没落を決定づけます。


この戦争は、単なる国家間の紛争にとどまらず、国民国家意識の高まりや、新たな軍事技術の発展、さらには経済システムの変革を促しました。イギリスでは、戦争遂行のために巨額の戦費が必要となり、金貨の価値が変動したり、紙幣の発行が急増したりしました。今回取り上げている1813年銘の「軍用ギニー」金貨も、このナポレオン戦争の最中、イギリス軍の現地調達費用として特別に発行されたものです。最終的に、ナポレオンは1815年のワーテルローの戦いで敗北し、戦争は終結しました。この結果、イギリスは世界最大の海洋帝国としての地位を確立し、19世紀の「パクス・ブリタニカ(イギリスの平和)」時代を迎えることになります。ナポレオン戦争は、近代ヨーロッパの政治地図を大きく塗り替え、その後の世界史の展開に決定的な影響を与えたのです。


■ギニー金貨とは

 

ギニー金貨(Guinea coin)は、17世紀から18世紀にかけてイギリスで使用された金貨です。ギニーは元々、西アフリカのギニア地域から輸入される金の名称であり、その金を用い鋳造されたことに由来しています。


最初のギニー金貨は、1663年にチャールズ2世の統治下で発行されました。この金貨は、当時のイギリスの通貨であるポンド(pound)の20分の1の価値を持ち、純金で作られていました。ギニー金貨は、豊かな商人や上流階級の人々によってよく使われ、取引や貿易の際に重要な役割を果たしました。

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