アンティークコインの通販ならRareCoinShop

アンティークコインの通販ならRareCoinShop

×

【SP64】1955年 ドイツ連邦共和国(西ドイツ) ルートヴィヒ・ヴィルヘルム生誕300年記念 20ダカット金メダル

SOLD OUT

神聖ローマ帝国の英雄「ルートヴィヒ」を讃える、戦後ドイツの大型記念メダル!

鑑定枚数わずか15枚!

豪壮なバロック美と歴史の深みを湛えた、貴重な芸術作品です。

 

世界市場で抜群の人気を誇る神聖ローマ帝国をテーマにしたコインから、

他では間違いなく入手困難な希少価値の高いコインのご紹介になります。

 

その圧倒的なサイズ感と、見る者を惹きつけるデザインの美しさは圧巻です。

 

■デザイン

 

表面:馬上で進軍するルートヴィヒ・ヴィルヘルム

銘文:LUDOV. GUILIELMUS MAR. BAD. - S. C. M. EXERCIT. SUMMUS DUX.(訳:神聖ローマ皇帝軍最高司令官)

 

裏面:バロック様式の壮麗なラシュタット城、上空には平和の象徴・鳩

銘文:RASTADII IN ARCE COMPOSITA EST PAX / NIDUM PACIS HIC INSTRUO(訳:ラシュタットの城にて平和が成立せり/ここに平和の巣を築く)

 

本メダルの意匠は、18世紀の名工ジョージ・ウィルヘルム・ヴェストナーが1714年に制作した「ラシュタットの和平条約 記念メダル」を原案として再構成されたものです。17〜18世紀の欧州史における転換点であるこの和平条約と、神聖ローマ帝国軍の英雄ルートヴィヒ・ウィルヘルムの偉業を題材に、バロック芸術の華やかさと歴史の重厚さを巧みに融合しています。

また、このテーマは神聖ローマ帝国史においても重要な位置を占め、当時の帝国諸侯やオスマン帝国との戦争を描いたメダル類は、古くからコレクターの間で高い人気を誇ります。戦後ドイツがこの古典的デザインを金メダルとして復活させたことは、18世紀の芸術精神を現代に受け継ぐとともに、平和への祈りを込めた象徴的な創作といえるでしょう。

 

■状態

 

SP64

 

■コイン詳細

 

【発行年】1955年

【鋳造地】ドイツ連邦共和国(西ドイツ)

【素材】金

【額面】20ダカット

【重量】約70.35g

【直径】約50mm

【表面】馬上で進軍するルートヴィヒ・ヴィルヘルム

【裏面】バロック様式の壮麗なラシュタット城、上空には平和の象徴・鳩

【PCGS鑑定】SP64

 

■ポイント

 

*希少性

”PCGS鑑定枚数15枚”

本メダルは、1955年にルートヴィヒ・ヴィルヘルムの生誕300周年を記念して、極めて限られた数のみ特別製造された非流通の記念メダルです。一般の流通を目的とせず、上級コレクターや関係者のみに頒布された特別仕様であるため、市場での登場はきわめて稀少です。発行枚数に関する公的記録は残されておらず、確認されている現存例もごく限られています。高品位な20ダカット金メダルとしての重厚な存在感に加え、限定的な製造背景と保存状態の良さが相まって、同時代の記念メダルの中でも群を抜く希少価値を有します。今日では、バロック芸術を継承する代表的な復刻作品として、熱心なコレクターから高い評価を受けています。

 

*状態

”PCGS第3位鑑定”

①SP67:1枚

②SP64+:1枚

③SP64:9枚(本品)

上位グレードは僅かに2枚しかありません。

 

SP:「スペシメン(Specimen)」の略で、通常流通貨とは一線を画す特別な仕上げで製造されたコインに与えられるグレードです。通常の鋳造よりも丁寧に打刻され、鏡面仕上げや精緻なレリーフが施されることで、芸術品としての美しさが際立ちます。厚みや重量感があり、手にした際の存在感も抜群です。SPグレードのコインは、流通を前提とせず、造幣局の技術見本や記念貨として限定的に鋳造されるため、希少性が非常に高く、コレクターの間では美術品としても資産としても価値の高い逸品として評価されています。

 

*市場性

バーデン=バーデン辺境伯ルートヴィヒ・ヴィルヘルムを称えた本メダルは、17~18世紀ヨーロッパ史の重要な転換期を背景に誕生しました。神聖ローマ帝国とオスマン帝国の戦争を経て、1714年に締結されたラシュタット条約は、長きにわたる戦乱を終結させ、平和への希望を象徴しました。本メダルは、その歴史的瞬間を讃えるために、1714年当時の名工ジョージ・ウィルヘルム・ヴェストナーが制作した和平記念メダルの意匠をもとに、1955年のルートヴィヒ・ヴィルヘルム生誕300周年に復刻された特別作品です。当時の戦乱と英雄の軌跡、そして平和の到来を一枚のメダルに凝縮した物語性は、歴史愛好家やコレクターの心を揺さぶります。

 

デザイン面では、表面に重厚な鎧をまとい馬上で進軍するルートヴィヒ・ヴィルヘルムの姿が精緻に刻まれ、足元にはオスマン帝国軍との戦闘シーンが繊細なレリーフで表現されています。周囲のラテン語碑文が彼の権威を際立たせ、歴史的背景を雄弁に語ります。裏面には、彼が築いた壮麗なバロック様式のラシュタット城が描かれ、上空を舞う鳩が平和の訪れを象徴。バロック期の華麗な装飾と建築美が、金メダルの輝きと相まって立体的かつ迫力ある表現を生み出しています。さらに、18世紀の原作を忠実に復刻した精緻な意匠は、当時の技術と芸術性を現代に伝える貴重な資料でもあります。

 

本メダルは希少性と市場価値においても際立っています。1955年にごく少数のみ特別に製造され、一般流通を目的としないため、残存数は非常に限られています。加えて、ダカット金貨はもともと根強い人気がありますが、特に10ダカット・20ダカット級の大判金貨や大型メダルは製造数が少なく、視覚的インパクトも大きいため、世界中のコレクターから高く評価されています。さらに、本品は50gという素材価値も備えており、コレクション性のみならず資産性にも優れています。歴史的物語、美術的精緻さ、そして希少性を兼ね備えたこのメダルは、単なる記念品を超え、「手にすることのできる歴史」として、美術品・資産価値の両面で一級品の評価に値する逸品です。

 

今後の価格推移が大いに期待されると共に、第一級の芸術作品として、ぜひコレクションの一枚にしてください。

 

▼コインのストーリー

 

■概要

 

神聖ローマ帝国の英雄「ルートヴィヒ」を讃える、戦後ドイツの大型記念メダル!

鑑定枚数わずか15枚!

豪壮なバロック美と歴史の深みを湛えた、貴重な芸術作品です。

 

■ドイツ連邦共和国(西ドイツ)について

 

第二次世界大戦の敗戦後、連合国の占領下に置かれたドイツの西部三カ国(アメリカ、イギリス、フランス)の占領地域に、1949年5月23日に成立したのがドイツ連邦共和国、通称「西ドイツ」です。冷戦という特殊な国際情勢下で、資本主義・民主主義を国家体制の基盤とし、東側のドイツ民主共和国(東ドイツ)と厳しく対峙する分断国家の一翼を担いました。建国当初の首都は、ベルリンの複雑な状況を鑑みてボンに暫定的に置かれました。

 

この西ドイツの歩みにおいて特筆すべきは、初代首相コンラート・アデナウアーの下で成し遂げられた目覚ましい戦後復興、いわゆる「経済の奇跡」(Wirtschaftswunder)です。わずか十数年で、戦争による荒廃から立ち直り、西側諸国、とりわけアメリカとの強固な経済的・政治的連携を基盤に、豊かな消費社会を築き上げました。1955年には北大西洋条約機構(NATO)に加盟し、主権を回復するとともに西側陣営における重要な防衛拠点としての役割も担いました。

 

政治的には、議院内閣制を基盤とした安定した多党制民主主義が発展し、人権と法の支配が徹底されました。また、西ドイツは欧州統合の推進役としても積極的に関与し、後の欧州共同体(EC)、そして欧州連合(EU)の形成に決定的な役割を果たしました。しかし、長きにわたり「一つのドイツ」の再統一を究極的な目標とし続け、1989年のベルリンの壁崩壊を経て、1990年10月3日に東ドイツを統合する形でドイツ統一を達成し、その歴史的使命を終えました。この統一後も、西ドイツ時代の憲法や制度の多くがそのまま引き継がれています。

■ルートヴィヒ・ヴィルヘルムとは

 

ルートヴィヒ・ヴィルヘルム・フォン・バーデン=バーデン(1655年〜1707年)は、神聖ローマ帝国の領邦君主であるバーデン=バーデン辺境伯であると同時に、傑出した軍事指導者として歴史に名を刻んだ人物です。その軍功から、特にオスマン帝国との戦いにおける活躍を称えて、**「トルコ人ルイ」(T??rkenlouis)**の異名で知られています。彼は、17世紀後半から18世紀初頭にかけてのヨーロッパにおける主要な紛争、特に大トルコ戦争や大同盟戦争(プファルツ継承戦争)において、神聖ローマ皇帝軍の最高司令官の一人として活躍しました。

 

ルートヴィヒ・ヴィルヘルムは、まずオーストリア・ハプスブルク家の軍人としてのキャリアを積み、オスマン帝国との激しい戦闘において、ベオグラード奪還(1688年)を含む重要な勝利に貢献し、帝国元帥の地位にまで上り詰めます。この一連の対トルコ戦での防御と攻勢の手腕は、彼をヨーロッパ全土で名高い英雄としました。その後、フランス王ルイ14世との戦争が激化すると、彼はライン川戦線に転じ、神聖ローマ帝国の西側国境をフランス軍の侵攻から守る防衛戦の責任者となります。

 

一方で、領邦君主としては、彼の時代にプファルツ継承戦争によるフランス軍の侵攻で、居城のバーデン=バーデン城が破壊されるという痛手を受けます。このため、辺境伯は戦いの後に首都をラシュタットに移し、ヴェルサイユ宮殿を模範とした華麗なラシュタット宮殿の建設に着手しました。この宮殿は、彼の軍事的な成功と、戦いに疲弊した領邦を復興させたいという意図を象徴する、南西ドイツのバロック建築の傑作として知られています。彼は、単なる軍人としてだけでなく、その豪胆な性格と、軍事と建設の両面で残した壮大な遺産によって、現在もなお記憶されています。

 

■ダカット(Ducat)とは

 

ダカットは、中世後期から20世紀の後半頃までヨーロッパで使用された硬貨。同時期を通じて、多様な金属で作られた様々なダカットが存在しました。

この硬貨が初めて発行されたのは、シチリア王ルッジェーロ2世統治下のプッリャ公国(公爵領)であったと考えられています。

「ダカット」という単語は中世ラテン語の"ducatus"(「公爵の」や「公爵領の」、又は「公爵の硬貨」の意。)が語源とされています。

 

最近チェックした商品