【MS61】1748年 イタリア 教皇領 ローマ教皇 ベネディクト14世 ゼッキーノ金貨
カトリック信仰と芸術が融合した珠玉の逸品!
PCGS鑑定枚数わずか1枚!
教皇ローマの祈りと威厳が宿る、唯一無二の歴史遺産です。
抜群の人気を誇るイタリア・教皇領コインの中でも、
他ではまず手に入らない、非常に高い希少価値を備えた逸品です。
■デザイン
表面:雲上に座す「聖なる教会(女性の擬人化)」
銘文:BENED·XIV P·M· A·IX 1748(訳:第14代ベネディクト教皇、教皇在位9年、1748年)
裏面:教皇ベネディクト14世の紋章と、その上方に聖霊を表す鳩
銘文:REPENTE DE C??LO(訳:突然天から)
表面には、教会の権威を象徴する鍵と聖堂模型を持つ聖女が荘厳に描かれ、この教会の神聖性が、裏面の「REPENTE DE C??LO(突然天から)」という聖霊降臨の銘文によって物語的に深められています。。これは、迫りくる1750年の聖年に向け、「聖霊の導きによる教会の刷新と繁栄」への強い希望と祈りが込められた、当時の教皇の神学的メッセージそのものです。
教皇ベネディクト14世は、学識豊かで柔軟な外交手腕を持った「啓蒙時代の教皇」として知られ、教会に近代化をもたらした偉大な指導者でした。本金貨は、その啓蒙的な治世9年目という節目の年に、高純度金を用いて特別に鋳造された、歴史的・精神的価値を内包する美術工芸品といえます。
■状態
MS61
■コイン詳細
【発行年】1748年
【鋳造地】ローマ
【PCGS鑑定枚数】1枚
【額面】1ゼッキーノ
【素材】金
【品位】純度99.9%(.999 )
【重量】約3.4g
【直径】約22mm
【表面】雲上に座す「聖なる教会(女性の擬人化)」
【裏面】教皇ベネディクト14世の紋章と、その上方に聖霊を表す鳩
【PCGS鑑定】MS61
■ポイント
*希少性
“PCGS鑑定枚数1枚”
”NGC鑑定枚数11枚”
本品は世界有数の鑑定機関であるPCGSにおいて「 MS61 」を付与された、最上級品です。
教皇領のゼッキーノ金貨は、日常流通を目的とせず、宗教儀礼・外交用として必要最小限のみ鋳造された特別金貨であり、当時の発行枚数自体が極めて少ない(数百枚規模と推定)希少カテゴリーに属します。
約280年という歳月を経て現存するだけでも稀少ですが、その中でも 摩耗のない“未使用品(MS)として今日まで残ったことは、もはや奇跡的 といえます。
さらに、主要鑑定機関のグレードレポートを確認すると、本コインの希少性は一段と際立ちます。
NGCでは総鑑定枚数が11枚と確認されており、両機関を合わせても総鑑定枚数はわずか12枚しか存在しません。
その中で本品は、PCGSにおける“最高グレード登録”という唯一無二のステータスを誇ります。
これは、現存する同タイプ金貨の中で上位の品質と認められた証であり、単なるコレクションではなく、歴史的遺産として最良のコンディションで後世へ残すべき存在であることを意味します。
市場で再び出会える可能性は極めて低い、「一期一会」の逸品です。
*状態
”PCGS最高鑑定”
”NGC第4位鑑定”
ゼッキーノ金貨は、高純度ゆえに非常に柔らかいという特性を持ち、わずかな流通でもすぐに摩耗してしまいます。
そのため、長い時代を経て 未使用クラス(MS)のまま現存するハイグレード品は極めて希少です。
一方で、高純度金は化学的に安定しているため、腐食や変質といった経年劣化がほとんど起こりません。
その結果、摩耗さえ免れていれば、打刻当時のディテールが驚くほど鮮明に残ります。
本品はまさにその稀少な例で、打刻の力強さ、フィールドの光沢、細部の彫りの鋭さが、教皇領金貨として理想的なレベルで保たれています。
雲上に座す聖女の衣文のひだ、聖霊の鳩から広がる光芒など、18世紀バロック芸術の精妙さを当時の輝きに限りなく近い状態で鑑賞できるのは、摩耗に晒されずに残ったことによるものです。
270年以上の時をほとんど感じさせない卓越した保存状態は、MS評価の持つ価値を如実に示すものであり、収集・投資の双方において本品を特別な存在にしています。
*市場性
本コインは、18世紀ローマ教皇ベネディクト14世の治世下、1748年に教皇領で発行された高純度金貨「ゼッキーノ」にあたります。啓蒙時代の知性と宗教的熱意が交差したこの時代、本貨には単なる決済手段を超えた深い神学的・外交的メッセージが緻密に刻み込まれています。表面には教会の権威を象徴する「聖なる教会」の荘厳な姿、裏面には聖霊降臨の鳩が描かれ、銘文「REPENTE DE C??LO(突然に天より)」が神の加護への強い祈念として浮かび上がります。
1748年は、教皇ベネディクト14世の在位9年目という節目であり、2年後の1750年の聖年(ジュビリー)を目前に控えた時期でもありました。聡明かつ柔軟な外交手腕で列強との関係改善に努めた教皇の姿勢が、この金貨にも凝縮されています。特に裏面に刻まれた「REPENTE DE C??LO」という銘は、新約聖書『使徒行伝』の聖霊降臨の一節に由来し、「聖霊による導きで教会が新たに刷新される」という、当時のカトリック教会の精神的高揚を象徴しています。表面の「鍵と聖堂模型を持つ聖なる教会」の図柄と相まって、教皇庁の正統性と神聖さを印象づけます。
こうした芸術性・象徴性・歴史性を三位一体で備えた本コインは、まさに「語る貨幣」と呼ぶにふさわしい存在です。18世紀ヨーロッパの宗教的熱意と知的な風潮を凝縮したかのような造形は、当時の信仰啓発の役割を果たすと同時に、美術工芸品としても極めて高い完成度を誇ります。 また、本品は世界的鑑定機関PCGSにおいてMS61の評価を受けた極めて稀少なハイグレード品であり、同タイプではPCGS最高鑑定にも位置付けられる、まさに唯一無二の存在です。
近年では、明確な歴史的背景と象徴性を持つ貨幣への関心が世界的に高まっており、本品のような高純度金貨かつ芸術的価値と希少性を併せ持つコインは、美術史・宗教史・政治史の視点からも重要な資料として評価されています。コレクターにとどまらず、歴史愛好家や文化資産としてのコインに着目する長期投資家からも注目される逸品です。
その希少性と人気の高さから、市場に出てもすぐに姿を消してしまう教皇領コイン!
コレクションとしても、投資対象としても申し分のない1枚です。
▼コインのストーリー
■概要
カトリック信仰と芸術が融合した珠玉の逸品!
PCGS鑑定枚数わずか1枚!
教皇ローマの祈りと威厳が宿る、唯一無二の歴史遺産です。
■イタリア 教皇領とは
中世から近代にかけて、イタリア中部に広大な領土を支配した「教皇領」は、ローマ教皇が精神的な指導者であると同時に、世俗の君主でもあった時代の象徴です。その起源は8世紀に遡り、フランク王国のピピン3世がランゴバルド王国から奪った土地を教皇に寄進した「ピピンの寄進」が成立の礎となりました。これにより教皇は、単なる宗教的権威から、領土と人民を統治する君主としての地位を確立しました。
教皇領は、イタリア統一運動が本格化する19世紀まで存続し、その広大な領域はイタリアの政治情勢に大きな影響を与え続けました。ルネサンス期には教皇ユリウス2世のように、自ら軍を率いて領土拡大に邁進する「戦う教皇」も現れ、教皇領はイタリアにおける強力な政治勢力として君臨しました。
しかし、19世紀に入ると、フランス革命やナポレオン戦争を経て、イタリア統一の機運が高まります。1870年、イタリア王国軍がローマを占領したことで、教皇領は消滅しました。これにより教皇は世俗の権力を失い、バチカン宮殿に引きこもる形となりました。
この状態は「ローマ問題」として長く続きましたが、1929年にイタリア王国と教皇庁の間で「ラテラノ条約」が締結され、ローマ市内に独立した主権国家「バチカン市国」が成立しました。教皇領の歴史はここに幕を閉じ、現代のバチカン市国へとその姿を変えたのです。教皇領の存在は、ヨーロッパ史における宗教と政治の複雑な関係を今に伝える重要な歴史的遺産と言えるでしょう。
■ローマ教皇ベネディクト14世とは
ベネディクトゥス14世(在位:1740年~1758年、本名:プロスペロ・ロレンツォ・ランベルティーニ)は、18世紀啓蒙主義の時代に教皇に選出された、機知と教養に富んだ人物として知られています。ボローニャの裕福な家庭に生まれ、聖職者として着実にキャリアを積み、コンクラーヴェでは6か月の難航の末に選出されました。
困難な時代にあって、彼は各国政府が司教任命権を主張する問題に対し、対立よりも柔軟な交渉を通じて解決を図り、教会と国家の関係の安定化に尽力しました。教皇職においては、司祭養成システムの整備や教皇庁の近代化といった精力的な改革を推進し、その業績は高く評価されています。特に注目すべきは、1741年にアメリカ大陸における奴隷制度を明確に非難する声明を出したことで、人道的な姿勢を示しました。
学問や芸術に対しても深い理解と保護を示し、図書館の充実や文化施設の修復にも貢献しました。一方で、イエズス会が東洋で行っていた布教における適応政策を非難したため、現地のキリスト教宣教活動に大きな影響を与えたという側面もあります。
彼の人間味あふれるユーモアと親しみやすさは、当時の人々から広く愛され、「スラング使いの教皇」といった逸話も残るほど、厳格な聖職者のイメージを超えた魅力的な人物でした。彼はローマ教皇として、教会の内政改革と外的対立への対応にバランスを取りながら、18年間にわたり教会を導いた偉大な教皇の一人でした。





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