【MS61】1887年 イギリス ヴィクトリア女王 ジュビリーヘッド 5ポンド金貨
黄金の輝きに宿る、帝国の栄光と女王の威厳!
ヴィクトリア女王即位50周年を祝う、歴史と芸術が融合した至高の一枚です。
世界市場で圧倒的な人気を誇る、ヴィクトリアコインから
特に状態と市場性に優れた貴重な記念メダルのご紹介となります。
■デザイン
表面:小さな王冠を戴きベールを垂らしたヴィクトリア女王の左向き肖像
銘文:VICTORIA D:G: BRITT: REG: F:D(訳:神の恩寵によるヴィクトリア、グレートブリテンの女王、信仰の擁護者)
裏面:セントジョージと龍退治
※この作品のデザインは、表面は彫刻家ジョセフ・エドガー・ボーエム、裏面は英国史や世界に残る大変有名なコインやメダルを手掛けたイギリスの巨匠、ベネデット・ピストルッチが手掛けています。
刻印師:ベネデット・ピストルッチ
この歴史的メダルのデザインを託されたのは、英国貨幣史、ひいては世界のコイン史に燦然と輝く巨匠、ベネデット・ピストルッチその人です。英国造幣局の彫刻家として、彼の才能は数々の名品を生み出してきました。
特に、代表作である「セントジョージと龍退治」の図案は、発表から200年以上を経た現代においても、英国コインのデザインに息づいています。力強い構図、躍動感あふれる描写、そして何よりもその卓越した彫刻技術は、時代を超えて人々の心を捉えて離しません。
その類まれなる才能によって生み出されたコインやメダルは、 今日もなお世界中のコレクターや投資家から熱い視線を集め、揺るぎない評価を得ています。
■状態
MS61
■コイン詳細
【発行年】1887年
【発行国】イギリス
【額面】5ポンド=5ソブリン
【発行枚数】54,000枚
【素材】金
【重量】約39.94g
【直径】約36mm
【表面】小さな王冠を戴きベールを垂らしたヴィクトリア女王の左向き肖像
【裏面】セントジョージと龍退治
【刻印師】表:ジョセフ・エドガー・ボーエム、裏:ベネデット・ピストルッチ
【PCGS鑑定】MS61
■ポイント
*希少性
”PCGS鑑定枚数566枚”
1887年のみの単年度発行
本コインは発行枚数54,000枚と、王室記念金貨としては一定数が製造されたものの、それは同時に「当時いかに特別な節目として位置付けられていたか」を物語る数字でもあります。実際、市場においては世界中のコレクターから継続的な需要が寄せられており、流通の場に現れると短期間で姿を消すことが常態化しています。
また、PCGSによる鑑定枚数自体は比較的多いものの、重要なのは“数”ではなく“質”です。130年以上の歳月を経た金貨が、完全未使用品クラスであるMSグレードを維持して現存する例は決して多くありません。本品のように、金貨本来の輝きとシャープな意匠を兼ね備えたハイグレード品は、数ある鑑定品の中でも確実に選別される存在です。
特にヴィクトリア女王のジュビリーヘッド金貨は、歴史的背景・造形美・国際的知名度の三拍子が揃った王道ジャンルであり、ハイグレード品は一度コレクションに収まると市場へ戻りにくい傾向があります。その結果、「数はあるが、良いものは出てこない」という状況が長年続いており、本品のようなMSクラスは、実需の中でこそ真価が際立つ貴重な一枚と言えるでしょう。
*状態
“PCGS第10位鑑定”
本品は、世界的鑑定機関PCGSにより「MS61(完全未使用品)」の評価を受けた、非常に優れた保存状態を誇る一枚です。130年以上前に鋳造された金貨とは思えないほど、鋳造当時の金属光沢が広い範囲に保たれており、時代を超えて受け継がれてきた確かな美しさを今に伝えています。
MS61は、金貨としての完成度と鑑賞性をしっかりと楽しめる評価であり、意匠の立体感や女王肖像の気品を余すところなく味わえる点が大きな魅力です。ヴィクトリア女王の記念金貨においては、見映えの良さと市場での評価の安定性を兼ね備えた、実用性の高いグレードとしてコレクターから広く支持されています。
また、PCGSによる専門的な確認を経てMSが付与されていることは、本品が長年にわたり丁寧に扱われ、その魅力と価値を損なうことなく現代に伝えられてきた証でもあります。歴史的意義に加え、状態面でも安心して所有できる、完成度の高いコンディションと言えるでしょう。
*市場性
アンティークコイン市場において、イギリスコインは世界的に安定した人気を誇り、近年もその評価は着実に高まり続けています。なかでも、とりわけ注目を集めているのが、ヴィクトリア女王を題材としたコインです。
「繁栄と安定」を象徴する女王像、そして大英帝国の黄金時代を体現する存在としての普遍的な魅力が、時代や国境を越えて高く評価されてきました。
1887年に発行されたヴィクトリア女王5ポンド金貨は、女王即位50周年を祝う「ゴールデン・ジュビリー」という、イギリス近代史屈指の国家的慶事を記念した大型金貨です。この年、イギリス全土は祝賀ムードに包まれ、女王自身も日記に「群衆から耳をつんざくような歓声が上がった」と記すほど、国民的熱狂に満ちていました。
こうした時代背景を象徴するかたちで、1887年には硬貨デザインが大きく刷新され、新たな女王肖像「ジュビリーヘッド」が採用されます。
本貨に刻まれたジュビリーヘッドは、若き日の肖像から威厳ある成熟期の姿へと移り変わった女王の姿を表現したものです。小ぶりの王冠と胸元に配された複数の勲章が、長き治世を経た統治者としての風格を際立たせています。この肖像は当時大きな話題を呼び、わずか6年間という短い採用期間ながら、その記念性と造形美から現在も高い評価を受けています。
特に5ポンド金貨は、ヴィクトリア女王治世において1839年以来となる久々の発行であり、一般流通よりも贈答・保管用途を想定して製造されたことから、当初より希少性の高い存在でした。
シリーズ最高額面となるこの5ポンド金貨は、ヴィクトリア朝記念金貨や英国大型金貨を収集するうえで、中心的かつ象徴的な存在です。重厚感あふれるサイズと高純度の金含有量は、コレクション性にとどまらず、実物資産としての価値もしっかりと備えています。
実際に、国内外のオークション市場においても安定した需要を維持しており、日本を含む各国市場で継続的に取引されていることが、その高い市場性と信頼性を裏付けています。
歴史の重みを宿す芸術品でありながら、資産としての堅実性も兼ね備えた一枚。
ヴィクトリア朝の気品と栄華を今に伝えるこの金貨を手にすることは、単なる所有を超え、時代の記憶を受け継ぐという特別な体験にほかなりません。
コインコレクターであれば一枚は所有したい世界でも日本でも絶大な人気を誇るヴィクトリアコイン。
資産として、投資として、コレクションとして、
どれをとっても申し分のない 末長く所持していたい逸品です!
▼コインのストーリー
■概要
黄金の輝きに宿る、帝国の栄光と女王の威厳!
ヴィクトリア女王即位50周年を祝う、歴史と芸術が融合した至高の一枚です。
■イギリスの時代背景
1837年、18歳の若さで王位に就いたヴィクトリア女王(在位1837~1901年)は、英国史上最も長い統治を行い、「ヴィクトリア朝」と呼ばれる時代を築きました。この時代は、大英帝国が政治・経済・文化のあらゆる面で繁栄し、世界の中心として君臨した黄金期にあたります。
それ以前のイギリスは、ジョージ3世(在位1760~1820年)の長い統治の後、ジョージ4世(在位1820~1830年)とウィリアム4世(在位1830~1837年)が続きました。しかし、この二人の王は素行に問題があり、王室の権威が大きく揺らぐ時期を迎えていました。そんな中、国民の期待を背負い誕生したヴィクトリア女王は、品格と責任感を持って王位に就き、イギリス国民の王室への信頼を取り戻す重要な役割を果たしました。
この時代、産業革命が進展し、イギリスは「世界の工場」と称されるほどの経済的発展を遂げました。特に1830年代から1870年代にかけて、工業技術や貿易が飛躍的に発展し、世界市場で圧倒的な競争力を誇るようになります。また、イギリスは世界各地に植民地を拡大し、広大な帝国を築き上げました。この拡張政策により、ヴィクトリア朝のイギリスは「第二帝国」と呼ばれ、世界の覇権を確立しました。
1851年のロンドン万国博覧会は、この時代の繁栄を象徴する出来事の一つです。産業革命によって生み出された技術力と国力を誇示するため、イギリスは世界初の国際博覧会を開催。水晶宮(クリスタル・パレス)で開かれたこのイベントは、ヴィクトリア時代の英国の経済的・文化的繁栄を世界に示す場となりました。こうした一連の発展を背景に、ヴィクトリア女王の治世は「パクス・ブリタニカ(イギリスによる平和)」の時代とも呼ばれ、大英帝国の最盛期として語り継がれています。
■ヴィクトリア女王とは
ヴィクトリアは、イギリス・ハノーヴァー朝第6代女王(在位:1837年6月20日 - 1901年1月22日)。
2022年9月8日までイギリス女王であったエリザベス2世の高祖母にあたる。
ヴィクトリア女王は、19世紀のイギリス女王であり、世界史において重要な役割を果たしています。彼女は1837年に18歳で即位し、63年にわたって在位しました。この長期間の統治は、イギリスの国際的な地位を強化し、国内外での産業革命の進展を支援し、社会的な変革をもたらすなど、多くの歴史的な出来事を生み出しました。
19世紀初頭において、女性が政治的地位を占めることが稀であった時代に女性の権利を推進し、一般的な教育や、女性の選挙権拡大を支援しました。
彼女の統治期間は、文化的にも隆盛期であり、英国文学や音楽の黄金時代とされ、彼女の名前が冠せられた時代を「ヴィクトリア朝」とも呼ばれています。
また、ヴィクトリア女王は、世界中に植民地を拡大し、イギリス帝国を最大にしました。帝国の拡大により、商業的な利益や政治的影響力を獲得しています。
彼女は、夫のアルバート公との幸せな結婚生活で知られており、彼女が夫の死により強い悲しみに陥った後、彼女は社交活動から引きこもり、厳格な服装と行動規範で知られる「喪の期間」を過ごしました。これが、19世紀のモラルコードやファッションの変化を引き起こし、黒色の服装が一般的な悲しみの象徴となりました。
彼女は1901年に亡くなり、その長期にわたる統治期間は、英国史上でも際立っており、繁栄を極めた大英帝国を象徴する女王として知られています。
■ゴールデン・ジュビリーとは
1887年、ヴィクトリア女王は在位50周年という輝かしいゴールデン・ジュビリーを迎え、英国全土で盛大な祝賀行事が繰り広げられました。この記念すべき年を祝うために、ロンドンをはじめとする各地で華やかなパレード、荘厳な式典、そして民衆による熱狂的な祝祭が展開されました。女王自身も馬車に乗り、沿道に集まった数多くの国民からの祝福に応え、その威厳と慈愛に満ちた姿は人々の心に深く刻まれました。
特にロンドンで行われた祝賀行事は圧巻で、英国だけでなく、広大な帝国各地からの代表者も集い、その結束と繁栄を象徴する壮大なスケールとなりました。ウェストミンスター寺院での感謝式典は、宗教的な荘厳さと国家的な威信が融合した、まさに歴史的な瞬間と言えるでしょう。夜には、バッキンガム宮殿周辺で壮麗なイルミネーションが輝き、祝賀ムードは最高潮に達しました。
このゴールデン・ジュビリーは、単なる在位50周年を祝うだけでなく、ヴィクトリア女王の長きにわたる治世を振り返り、その功績を称える機会となりました。産業革命の進展、大英帝国の拡大など、激動の時代を導いた女王のリーダーシップと、国民からの絶大な信頼が改めて示されたのです。この盛大な祝賀行事は、英国民の誇りと愛国心を高め、ヴィクトリア朝という時代を象徴する重要な出来事として、歴史に深く刻まれています。





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