【MS66】1700年 神聖ローマ帝国 ドイツ ニュルンベルク 角ラムダカット 1/8ダカット金貨
歴史的価値と美しさを兼ね備えた、珠玉の逸品!
動物コインの中でも特別な魅力を放つ貴重なラムダカット金貨です。
世界市場で抜群の人気を誇るラムダカット金貨の中から、
より稀少な角型"クリッペ(Klippe)"タイプのハイグレード金貨のご紹介となります。
■デザイン
表面:平和の旗を持ち、地球の上に立つ羊(神の子羊)
裏面:王冠を戴いた紋章
本品は、ゼウス神話にまつわる“黄金の羊”伝説を象徴した意匠から「ラムダカット」の名で知られています。
表面には、地球の上に毅然と立つ羊が、平和を示す旗を掲げるという象徴性の高い図柄が刻まれ、その一場面が神話世界と当時の宗教観を巧みに結び合わせています。単なる装飾を超え、平和と調和への祈りを凝縮した意味深いデザインといえます。
■状態
MS66
■コイン詳細
【発行年】1700年
【発行国】ドイツ ニュルンベルク
【NGC鑑定枚数】 192枚
【額面】1/8ダカット
【素材】金
【重量】約0.44g
【直径】約10mm
【表面】平和の旗を持ち、地球の上に立つ羊(神の子羊)
【裏面】王冠を戴いた紋章
【NGC鑑定】MS66
■ポイント
*希少性
”NGC鑑定枚数192枚”
1700年、神聖ローマ帝国の自由都市ニュルンベルクで鋳造された本品 「ラムダカット 1/8ダカット金貨」 は、同シリーズの中でも現存数が極めて限られる希少金貨として知られています。発行枚数の記録は残されておらず、当時から特別用途に限って鋳造されていたことがうかがえます。現存数はごく少数にとどまり、その中でもハイグレード品が市場に姿を現す機会は限られています。
さらに本品は、四角形のフラン型をそのまま切り出した特別仕様「クリッペ(Klippe)」として製造された一点です。通常の円形金貨とは異なる独自のフォルムは、当時のドイツ圏においては一般的には緊急通貨として使われる他、祝祭・記念・献呈用として限られた場でのみ発行された特別な存在であり、その発行形態自体が希少価値を高めています。
現存数はごく限られ、鑑定機関による鑑定枚数も少ないことから、同シリーズでも際立った希少性を誇る一枚といえます。
*状態
”NGC第2位鑑定”
最上位は「MS67」のみ。
本コインは、NGC鑑定品の中でも 上位グレードの「MS66」 に認定された極めて貴重なグレードです。
1700年に鋳造された約320年前の金貨でありながら、表面にはほとんど摩耗や傷が見られず、当時の精緻な意匠が鮮明に残されています。正方形の角型クリッペ(Klippe)仕様ならではの独特のフォルムと、宗教的象徴である 神の子羊(アグヌス・デイ) のレリーフは、極めて繊細な打刻で仕上げられており、当時の高度な鋳造技術と美意識を今に伝えます。
一般的に、記念的用途や儀礼用として発行された小型金貨は流通に伴う損耗が少なく保存状態が良好な場合もありますが、それでも MS66クラスに到達するハイグレード品は非常に稀。金特有の鮮やかな輝きを湛えた表面は、見る者を魅了し、歴史的価値と美術的完成度を兼ね備えた逸品であることを物語ります。
鑑賞・収集のいずれにおいても圧倒的な存在感を放つ、本品はまさに コレクター垂涎の一枚 と言えるでしょう。
*市場性
7世紀ヨーロッパを覆った「三十年戦争」は、信仰の対立から始まり、列強の覇権をめぐる戦いへと発展しました。数百万人の命を奪い、広大な地域を焦土と化したこの戦争は、ヨーロッパ史上最も悲劇的な内戦として記録されています。
1648年、ウェストファリア条約によってようやく戦火が収まると、人々の胸には「平和」への切実な願いが宿りました。交易都市として栄えながら戦禍に苦しんだドイツ南部の自由都市ニュルンベルクも、その再生の象徴として平和を讃える「ラムダカット金貨」を発行します。
本品は、そうした思いを受け継ぎ、角型クリッペ(Klippe)として特別に鋳造されたダカット金貨で、単なる円形金貨とは異なる希少性を誇ります。クリッペは四角形に打刻された限定仕様で、当時は緊急通貨や祝祭・記念・贈答用としてのみ制作されたため、現存自体が少なく、世界的に見ても非常に高いコレクション価値を持つ一枚です。
表面には「神の子羊」が平和の旗を掲げ地球に立つ姿が刻まれ、希望と再生の象徴として祈りを伝えます。
裏面にはニュルンベルク市の冠付き紋章と双頭の鷲・市章が精緻に描かれ、歴史的価値と造幣技術の高さを今に伝える、美術品としての魅力も兼ね備えたデザインです。
この 角型クリッペ・ラムダカット金貨 は、歴史的背景、宗教的象徴、美術的価値が見事に融合した逸品です。歴史愛好家だけでなく、平和を願う世界中のコレクターにとっても特別な存在であり、近年はその芸術性と希少性の高さから国際市場での評価が一段と高まっています。「平和の黄金」と称されるにふさわしい人気を誇り、投資・収集の両面で今なお強い輝きを放ち続けています。
その人気の高さから市場からすぐに消えてしまうラムダカット金貨!
在庫があるタイミングで是非コレクションに加えていただきたい逸品です。
▼コインのストーリー
■概要
歴史的価値と美しさを兼ね備えた、珠玉の逸品!
動物コインの中でも特別な魅力を放つ貴重なラムダカット金貨です。
■神聖ローマ帝国とは
神聖ローマ帝国(Holy Roman Empire)は、中世から近世にかけてヨーロッパの政治と文化の中心に位置した、きわめて特殊で複合的な国家体制です。962年、東フランク王オットー1世がローマ教皇から帝冠を授けられたことにはじまり、1806年にナポレオンの勢力拡大により幕を閉じるまで、実におよそ850年もの長きにわたって存続しました。
名称に「ローマ」と掲げつつも、古代ローマ帝国の直接的継承ではありません。むしろ「キリスト教世界の正統な後継者」としての理念を体現しようとした点に、この帝国の独自性があります。皇帝は形式上ローマ教皇の承認を得ながらも、実際の統治はドイツ諸侯やオーストリアのハプスブルク家など多様な権力の均衡によって成り立っていました。
その領域は現在のドイツ、オーストリア、チェコ、イタリア北部などに及び、強固な中央集権国家というよりも、数多くの王国・公国・自由都市がゆるやかに連合する“国家のモザイク”のような性格をもちます。この分権的な構造は、各地域の文化や制度の独自性を育み、結果としてヨーロッパ文化の多様性の源泉ともなりました。
16世紀以降、帝位をほぼ世襲したハプスブルク家のもとで、帝国はオスマン帝国と対峙するキリスト教世界の防波堤となり、宗教改革や三十年戦争といった大事件の舞台にもなります。最終的にはナポレオン戦争の渦中で解体されましたが、その存在はヨーロッパの国際秩序や国家主権の概念に深い影響を残し、今日のヨーロッパ統合理念の源流のひとつとみなされています。
■三十年戦争とは
三十年戦争(1618~1648年)は、神聖ローマ帝国を中心に起こった宗教・政治・領土が複雑に絡み合う大規模な戦争です。もともとはカトリックとプロテスタントの対立が引き金でしたが、やがてヨーロッパ諸国を巻き込む国際的な戦争へと発展しました。
戦争には、神聖ローマ帝国のハプスブルク家とその支配に抵抗する勢力、さらにフランス・スウェーデン・デンマークなど周辺の強国が参戦。各地で激しい戦闘が繰り広げられ、多くの都市と農村が荒廃し、犠牲者は数百万人にのぼったといわれます。
1648年のウェストファリア条約によって戦争は終結し、神聖ローマ帝国の弱体化とヨーロッパの政治地図の再編が進む重要な転機となりました。この条約は国家主権の原則を明確にし、宗教的寛容を広めたことで、近代国際秩序の出発点と位置づけられています。
■ニュルンベルクの概要
ドイツ南部・バイエルン州に位置するニュルンベルクは、古くから政治・文化・経済の中心として栄えた都市です。中世ドイツにおいては神聖ローマ帝国の重要都市として重きをなし、帝国会議(ライヒスターク)が最も頻繁に開かれた場所として知られています。
街の象徴であるニュルンベルク城は、歴代皇帝が滞在した城郭であり、帝国宝物(帝国権標や戴冠式装束、帝国聖遺物)を保管した神聖な空間でした。こうした歴史的背景から、ニュルンベルクは「帝国の宝石箱」「帝国都市」と呼ばれ、帝国の威信を象徴する都市として特別な位置を占めました。
ルネサンス期には芸術・工芸・印刷の中心としてさらに栄え、アルブレヒト・デューラーや携帯時計を発明したペーター・ヘンラインといった偉人を輩出。今日でも、ドイツ文化を象徴する歴史都市として世界的に高い評価を得ています。
■ニュルンベルクの歴史と三十年戦争
17世紀、三十年戦争の嵐はニュルンベルクにも影響を及ぼしました。都市自体は強固な城壁によって直接の占領を免れたものの、周辺地域では陣地戦が続き、農村の荒廃や商業の停滞、疫病の流行など、長期的な苦難に襲われます。特に1632~1634年には、スウェーデン軍と神聖ローマ帝国軍が市周辺で激しく対峙し、緊張はピークに達しました。
しかし終戦後、ニュルンベルクは平和の象徴となります。1649年には「平和の宴(Der Friedensmahl)」が市内で開催され、かつての敵同士が一堂に会して和平の成立を祝いました。この宴は、ウェストファリア条約が単なる文書上の合意にとどまらず、社会の実質的な安定と和解に結びついたことを示す象徴的な出来事とされます。
■ダカット(Ducat)とは
ダカットは、中世後期から20世紀末までヨーロッパ各地で用いられた硬貨の総称です。時代や地域によって材質や価値は異なり、金貨として知られるものもあれば、別の金属で鋳造されたものも存在します。
その起源は、シチリア王ルッジェーロ2世の統治下にあったプッリャ公国で初めて発行された硬貨とされ、名称は中世ラテン語 ducatus(「公爵の」「公爵領の」、または「公爵の硬貨」)に由来します。長い歴史を通じて、広い地域で流通し続けた代表的な通貨のひとつです。





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