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【PR65★】1937年 イギリス ジョージ6世 戴冠記念 1/2ソブリン金貨

SOLD OUT

世界市場で抜群の人気を誇るイギリス金貨!

大人気のジョージ6世が描かれた大変貴重なプルーフ金貨です。

 

映画「英国王のスピーチ」で有名な非常に人気の高いジョージ6世のコインから

特に市場性と状態に優れた金貨のご紹介となります。

 

■デザイン

 

表面:国王ジョージ 6 世の肖像

銘文:GEORGIVS VI D:G:BR:OMN:REX F:D:IND:IMP

 

裏面:セントジョージの龍退治

銘文:1937 B.P(B.P:イギリスの造幣局彫刻師ベネデット・ピストルッチの刻印)

 

刻印師:表面:Thomas Humphrey Paget、裏面:Benedetto Pistrucci

【ベネデット・ピストルッチ】

この歴史的メダルのデザインを託されたのは、英国貨幣史、ひいては世界のコイン史に燦然と輝く巨匠、ベネデット・ピストルッチその人です。英国造幣局の彫刻家として、彼の才能は数々の名品を生み出してきました。

 

特に、代表作である「セントジョージと龍退治」の図案は、発表から200年以上を経た現代においても、英国コインのデザインに息づいています。力強い構図、躍動感あふれる描写、そして何よりもその卓越した彫刻技術は、時代を超えて人々の心を捉えて離しません。

その類まれなる才能によって生み出されたコインやメダルは、 今日もなお世界中のコレクターや投資家から熱い視線を集め、揺るぎない評価を得ています。

 

■状態

 

PF65★

 

■コイン詳細

 

【発行年】1937年

【発行国】英国王立造幣局

【額面】1/2ソブリン

【発行枚数】各5501枚

【素材】金

【重量】約3.994g

【直径】約19.3mm

【表面】国王ジョージ 6 世の肖像

【裏面】セントジョージの龍退治

【刻印師】表面:Thomas Humphrey Paget、裏面:Benedetto Pistrucci

【NGC鑑定】PF65★

 

■ポイント

 

*希少性

”鑑定枚数434枚”

本品は、1937年に執り行われたジョージ6世国王の戴冠式を記念して特別に製造された1/2ソブリン金貨です。発行はこの年限りの単年度限定で、一般向けに製造された通常プルーフはわずか5,500枚。これに加え、国王に献上された特別仕様が1枚存在するのみで、世界的にも極めて限られた数量しか存在しません。

 

とりわけ注目すべき点は、ジョージ6世の治世において、ソブリン金貨が公式に発行されたのは1937年のみという事実です。1936年末のエドワード8世退位という前代未聞の王位継承危機を経て即位したジョージ6世は、ほどなく第二次世界大戦という激動の時代に直面しました。そのため在位16年間を通じて、通常流通用のソブリン金貨は一度も発行されず、本品を含む戴冠記念金貨群が唯一の公式金貨発行となっています。

 

また、1931年に金本位制を離脱していた当時のイギリスにおいて、この金貨は実用通貨ではなく、戴冠という国家的儀式を象徴する記念碑的な存在として製造されました。その結果、市場流通を前提としない極めて限定的な発行形態となり、現存数も自然と限られています。

 

「単年度発行」「唯一の治世金貨」「極少発行枚数」という三つの条件が重なった本品は、20世紀英国金貨の中でも明確な希少性を備えた存在です。

将来にわたって新たに供給されることのないこの事実こそが、本コインの価値を長期的に下支えする、揺るぎない希少性の根拠と言えるでしょう。

 

*状態

本品は、世界的鑑定機関であるNGCにより「 PR65★(プルーフ)」 の評価を受けた正規鑑定品です。

 

ここで付されている「★」は、コインの摩耗や打刻、表面の状態といった通常のグレード評価とは別に、特筆すべき美しい状態が認められたコインのみに与えられる特別な評価です。すなわち本品は、PR65という高いグレードに加え、視覚的魅力の面においても優れた品質を備えていることが公式に認められている希少な一枚と言えます。

 

プルーフ特有の鏡面仕上げは現在も良好に保たれており、背景に広がる深い光沢と、浮き彫り部分の立体感ある造形が美しいコントラストを生み出しています。

プルーフ金貨は製造工程上、一般貨とは比較にならない精度で打刻される一方、鏡面部分が非常に繊細であるため、長い年月の中で微細なヘアライン(髪の毛のように細い線状の傷)が入りやすい性質を持ちます。そのような特性を踏まえても、「PR65★」という評価を維持している点は、本品が長年にわたり丁寧に扱われ、良好な環境で保管されてきたことを示すものと言えるでしょう。

 

ケース越しに光を当てることで、鏡面に映る陰影とレリーフのコントラストが一層際立ち、プルーフ金貨ならではの華やかな輝きと精緻な彫刻美を存分に楽しむことができます。鑑賞用としての満足度も高い、完成度の優れた一枚です。

 

*市場性

1937年、ジョージ6世の戴冠を記念して発行された本貨は、英国金貨史のみならず、世界のアンティークコイン市場において揺るぎない評価を確立しています。その理由は極めて明快。「歴史的転換点」「限定発行」「ソブリンという世界的ブランド」という、価値を決定づける三要素を完璧に備えているからです。

 

映画『英国王のスピーチ』でも描かれた通り、ジョージ6世は戦時下の困難に立ち向かい、国民を鼓舞し続けた「誠実なる王」として知られます。その不屈の歩みと時代背景は、コインに刻まれた肖像へ、単なる貨幣を超えた深い物語性を与えています。

 

現在、本シリーズの市場におけるプルーフ金貨の供給は極めて限定的です。近年の海外オークションでは、高鑑定品の落札価格が明確な右肩上がりを記録しており、グレードが上がるほどに入手困難な状況が続いています。

 

そして、本貨の価値を決定づけているのが、スラブに刻まれた「Naim Margulis Collection(ネイム・マーグリス・コレクション)」の銘です。NGCにおいて、高名な収集家の旧蔵品であることは、その来歴の確かさとクオリティに対する最高水準の保証を意味します。この確かな歩みこそが、本品に将来にわたる揺るぎないプレミアムを付与しています。

 

本品が冠する「PR65★」は、美術品としての至高の輝きを享受しつつ、次世代へと受け継ぐ資産としての信頼を兼ね備えた、理想的な一点です。歴史のロマンを味わいながら、将来的な価値の上昇も視野に入れたい。そんなコレクターや投資家の方々にとって、これほどバランスの取れた選択肢は他にありません。

 

イギリス金貨が市場から姿を消しつつある今、着実に、そして堅実にその価値を積み上げていく有名銘柄。

資産として、コレクションとして、そのどちらをとっても申し分のない、末長く手元に留めておきたい逸品です。

 

▼コインのストーリー

 

■概要

 

世界市場で抜群の人気を誇るイギリス金貨!

大人気のジョージ6世が描かれた珠玉のプルーフ金貨です。

 

■イギリスの時代背景

 

1937年頃のイギリスは、世界恐慌の影響から徐々に脱却しつつあり、景気回復の兆しが見え始めたものの、国際的な緊張の高まりに直面していた時期です。経済的には、伝統的な重工業地域では依然として高失業率に苦しむ一方、自動車や電気機器といった新しい産業分野や、南部の都市圏では比較的活況を呈し、**「二つの国民(Two Nations)」**と呼ばれる地域間の経済格差が顕著でした。政府は保護貿易政策を導入し、ポンドを金本位制から離脱させることで経済の安定化を図っていました。

 

政治面では、ネヴィル・チェンバレンが首相に就任し(1937年5月)、彼の掲げる宥和政策(Appeasement Policy)が外交の主軸となります。これは、ドイツのアドルフ・ヒトラーやイタリアのベニート・ムッソリーニといった全体主義国家の指導者による国際的な要求に対し、戦争を回避するために譲歩を試みる政策でした。しかし、この宥和政策は、ナチス・ドイツの軍事的な拡張を抑えることはできず、後に批判の的となります。

 

また、広大なイギリス帝国は依然として存続していましたが、インドなど植民地での独立運動は高まりを見せており、国際的な地位や影響力の維持が課題となっていました。社会生活においては、ラジオなどの普及により、一般市民の生活様式にも変化が起こり始めていた時代です。総じて、1937年頃のイギリスは、経済的な再編と、差し迫る第二次世界大戦への不安という、二つの大きな波に揺さぶられていた過渡期であったと言えます。

 

■ジョージ6世とは

 

ジョージ6世は、イギリスの立憲君主として、特に第二次世界大戦という未曾有の国難期において、国民の精神的な支柱として極めて重要な役割を果たした国王です。本来、王位継承順位は兄のエドワード(後のウィンザー公)に次ぐ第二位であったため、彼自身は内気で公の場でのスピーチを非常に苦手としており、吃音症に長年苦しんでいました。しかし、1936年に兄がウォリス・シンプソンとの結婚を選択し退位したことで、予期せぬ形で王位を継承することとなりました(ジョージ5世の次男、本名アルバート)。

 

即位後、彼の治世の初期は、ヨーロッパ全体に広がるファシズムの脅威と、それにどう向き合うかという宥和政策の議論に明け暮れる時代でした。そして1939年に第二次世界大戦が勃発すると、ジョージ6世は真価を発揮します。彼は兄のような華やかさはありませんでしたが、その質実剛健で責任感の強い人柄が、国民の深い共感を呼びました。戦時中、ロンドンがドイツ空軍による激しい爆撃(ザ・ブリッツ)に晒された際、王室は首都を離れることを拒否し、王妃エリザベスと共に被災地を頻繁に訪問し、市民と苦難を分かち合いました。この姿勢は国民の士気を大いに高め、王室への信頼と敬愛を確固たるものにしました。また、彼はラジオを通じて国民に力強いメッセージを送り続けました。戦後も大英帝国の解体とイギリス連邦への移行を見守り、長女エリザベス2世への継承を円滑に進めました。彼の治世は、君主制が時代と共に適応し、国民統合の象徴としての役割を再確立した重要な時期として記憶されています。1952年に崩御されるまで、彼は「よき王」として英国民から深く敬愛されました。

 

■ソブリン金貨とは

 

ソブリン金貨(Sovereign)とは、イギリスの1スターリング・ポンドに相当する金貨の名称。Sovereignという金貨は、1489年ヘンリー7世の時代に発行された量目240グレインの金貨が20シリングと等価とされたのが最初である。この金貨はそれまで流通していた天使を描いたエンゼル金貨に対して、玉座に坐る国王が描かれたため、ソブリン(君主)と名づけられた。昔のソブリン金貨は、1604年を最後に鋳造が打ち切られ、1663年にギニー金貨が発行され、以後19世紀初頭まで、金貨はギニー金貨のみとなった。

 

イギリスが金本位制を採用した1816年貨幣法で新しい本位金貨が制定され、これをソブリンと名づけ1817年から鋳造されています。新しいソブリン金貨は、表は国王の横顔であったが、裏にはセントジョージが竜を退治している図案が描かれ、以後この図案がソブリン金貨の代表的な図案となりました。

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