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【MS63】1727年 イギリス キャロライン王妃戴冠記念 銀メダル

SOLD OUT

英国王室の歴史と格式を象徴する「戴冠メダル」!

新国王ジョージ2世とともに、聡明で政治的影響力も持っていたキャロライン王妃の戴冠を祝して限定鋳造された公式記念メダルです。

 

世界市場で抜群の人気を誇るイギリス王室コレクションから、

王妃の門出を祝して特別に用意された貴重な記念メダルのご紹介になります。

 

■デザイン

 

表面:キャロライン王妃の左向き胸像

銘文:CAROLINA . D : G . MAG . BR . FR . ET . HIB . REGINA.(訳:神の恩寵によるグレートブリテン・フランスおよびアイルランドの女王キャロライン)

 

裏面:正面を向いて立つキャロライン王妃、左側に「宗教(Religion)」、右側に「ブリタニア女神(Britannia)」

銘文:HIC . AMOR . H??C . PATRIA.(訳:これぞ我が愛、これぞ我が祖国)、下部:CORON . XI . OCTOB . MDCCXXVII.(1727年10月11日戴冠)

 

刻印師:John Croker(ジョン・クローカー)

ドレスデン生まれで1691年にイングランドへ移り、1705年には王立造幣局の首席彫刻師に登りつめた当代屈指の名匠です。

1697年より王立造幣局で活動し、1705年には主任彫刻師へ就任。18世紀前半の英国メダル芸術を代表する存在として高く評価されています。

 

クローカー作品は、王室公式メダルの中でも優れた彫刻技術と格調高い意匠で知られており、本作もその代表作のひとつとして位置付けられています。

 

■状態

 

MS63

 

本貨には当時支給された貴重な「オリジナルケース」が付属しています。アンティークコレクションにおいて、当時の付属品がそのまま現存していることは極めて稀であり、本品の美観と歴史的価値、そしてコレクションとしての完成度を大きく引き立てる最高のプラス要素となっています。

 

■コイン詳細

 

【発行年】1727年

【鋳造地】イギリス(ロンドン造幣局)

【発行枚数】推定400枚

【素材】銀

【重量】約18.6g前後

【直径】約34mm

【表面】キャロライン王妃の左向き胸像

【裏面】宗教とブリタニア女神の間に立つ王妃

【彫刻師】John Croker(ジョン・クローカー)

【NGC鑑定】MS63

【付属】オリジナルケース付き

 

■ポイント

 

*希少性

”NGC鑑定枚数41枚”

1727年に製造された本戴冠記念メダルは、当時のオークションカタログや研究資料において一般に「400枚打ち」と記載されている限定的な存在です。

 

さらに、この公式戴冠メダルは王立造幣局の記録において「複数のダイ・ペア」から打刻されたことが説明されており、1枚ごとに細部の印象がわずかに異なるコレクション性の高いシリーズです。

 

その希少性と優れたコンディションは、現在の鑑定数にもはっきりと表れています。世界的な鑑定機関NGCにおける登録枚数はわずか41枚。その中で本品は「第2位鑑定品」という極めて高いポジションに位置しており、本品を上回る上位グレードは世界にわずか1枚しか存在しません。これほど優れた状態を保ち、かつ公式ケースを伴って市場に姿を現す機会は、まさに一期一会と言えます。

 

*状態

”NGC第2位鑑定”

①MS64:1枚

②MS63:6枚(本品)

 

本品は、300年近く前に行われた壮麗な戴冠式の熱気をそのまま閉じ込めたかのような、素晴らしい美観を維持しています。1727年10月11日、ウェストミンスター寺院で執り行われた戴冠式では、王妃のドレスは宝石の重みで非常に重く、跪くために滑車が必要だったという豪奢なエピソードが残されていますが、その華麗な空気感がこの掌サイズの銀メダルに見事に凝縮されています。

 

主任彫刻師ジョン・クローカーが刻んだ精緻なレリーフ、そしてMS63という優れた数字が示す通り、肖像や衣服の細部に至るまで打刻の鮮明さが残されています。金貨の華やかさとは一味違う、重厚で美しい銀特有の落ち着いた輝き。それが格調高いオリジナルケースに収まることで、手にした瞬間に圧倒的な満足感をもたらしてくれる至高の作品となっています。

 

*市場性

英国アンティークメダル市場において、「戴冠記念」かつ王妃単独を主題とした「コンソート・メダル(王妃メダル)」は、王室史、戴冠式、18世紀英国メダル、さらには名匠による彫刻作品といった複数の収集テーマが交差することから、長年にわたり安定した関心を集めている分野です。

 

本メダルの主人公であるキャロライン王妃は、ジョージ2世の妃として知られるだけでなく、ハノーヴァー朝初期の英国政治を支えた、優れた知性と政治的手腕を持つ女性として高く評価されています。そのため本作は、単なる戴冠の記念品にとどまらず、18世紀前半の英国王室と政治史を今に伝える、深い歴史性を秘めた作品としての魅力も備えています。

 

その歴史を映し出す意匠を手掛けたのが、王立造幣局の主任彫刻師ジョン・クローカーです。表面には気品に満ちた王妃の肖像、裏面には「宗教」と「祖国」の間に立つ王妃の姿が描かれ、英国王室メダルらしい格調の高さと優れた芸術性を現代に伝えています。この「歴史的背景」と「美術的完成度」の双方が、本作の一番の見どころとなっています。

 

そして、今回ご紹介する一枚は、NGC鑑定枚数41枚のうち第2位となる「MS63」の好評価を獲得しており、上位グレードは世界にわずか1枚のみという突出したポジションに位置しています。さらに、発行当時の貴重なオリジナルケースを今に留めている点も大きな強みであり、コレクションとしての完成度をこれ以上ないほど高めています。

 

歴史的に広く知られる定番の名作だからこそ、本品のように「優れた保存状態」と「当時の付属品」を兼ね備えた作品には、市場でも確かな価値が認められます。これほどの高品位な鑑定済みメダルを、貴重な公式ケース付きで取得できる点は、本品ならではの大きなメリットと言えるでしょう。

 

英国王室の伝統と格式を今に伝える戴冠記念メダル。

その気品あふれる意匠と、約300年の歴史が醸し出す風格を、ぜひこの機会にご堪能ください。

 

▼コインのストーリー

 

■概要

 

英国王室の歴史と格式を象徴する「戴冠メダル」!

新国王ジョージ2世とともに、聡明で政治的影響力も持っていたキャロライン王妃の戴冠を祝して限定鋳造された公式記念メダルです。

 

■ジョージ2世について

 

18世紀のイギリスを統治したハノーヴァー朝の第2代国王ジョージ2世は、激動のヨーロッパ政局の中で独自の存在感を示した君主です。現在のドイツにあたるハノーヴァー選帝侯領で生まれ、イギリス国外で出生した最後の英国国王としても知られています。彼は生涯を通じて故郷への強い愛着を持ち続け、その情熱はしばしばイギリス国内の政治外交にも多大な影響を与えました。

 

宮廷内では父王ジョージ1世や長男のフレデリック皇太子と激しい対立を繰り返すなど、私生活における不和が絶えない人物でした。しかし、聡明な王妃キャロラインの助言を受け入れ、初代首相とされるロバート・ウォルポールらの有能な大臣に政務を委ねたことで、イギリスの議会政治と内閣制度は彼の治世下で大きく前進することになります。

 

軍事への関心が極めて高かったジョージ2世は、1743年のオーストリア継承戦争における「デッティンゲンの戦い」において、イギリス国王として自ら前線に立ち、戦場で軍を率いた最後の君主となりました。その勇敢な姿は、当時の国民から強い支持を集めるきっかけとなっています。

 

彼の33年間にわたる治世の後半には、産業革命の基盤が築かれ、海外貿易や植民地支配が飛躍的に拡大しました。クラシック音楽の巨匠ヘンデルの重要なパトロンとなるなど文化的な功績も大きく、初期の不評を覆して、最終的には大英帝国の繁栄の礎を築いた偉大な君主として、歴史にその名を刻んでいます。

 

■キャロライン王妃について

 

18世紀のイギリス宮廷において、並外れた聡明さと高い政治的手腕で夫を支え続けたのが、ハノーヴァー朝の第2代国王ジョージ2世の王妃キャロライン・オブ・アンスバッハです。彼女は単なる国王の伴侶にとどまらず、夫の治世における実質的な共同統治者、そしてアドバイザーとして、当時のイギリス政治の舞台裏で極めて重要な役割を果たしました。

 

王妃キャロラインは非常に教養が深く、哲学や科学、芸術への深い理解を持っていました。特に哲学者ライプニッツとの親交や、作曲家ヘンデルへの熱心な支援は有名です。彼女は自身のサロンを当時の知性や文化が集う中心地へと変え、ハノーヴァー朝の宮廷に洗練された洗練さをもたらしました。

 

彼女の最大の功績は、気性が激しく頑固だった夫ジョージ2世を巧みに操り、国政を正しい方向へと導いたことにあります。彼女は初代首相とされるロバート・ウォルポールと強固な協力関係を築き、夫のプライドを傷つけないよう配慮しながら、ウォルポールの進歩的な政策を国王に受け入れさせました。国王が故郷ハノーヴァーへ頻繁に帰国した際には、摂政として見事に国政を取り仕切り、国民からも厚い信頼を寄せられました。

 

1737年に54歳で崩御するまで、彼女はイギリスの議会政治の安定と文化的発展に尽力し続けました。その高い知性と政治的センスは、初期のハノーヴァー朝がイギリス国内で強固な基盤を確立するための不可欠な礎となり、歴史上でも特に優秀な英国王妃の一人として高く評価されています。

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